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日本IBM、POWER5-1.65GHzを搭載した“IBM eServer i5”を6月に発売――OSは『i5/OS』を採用

2004年05月10日 23時49分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は10日、POWER5-1.65GHzを搭載し、従来モデルの最大2倍の処理性能を持つビジネス向けサーバー“IBM eServer i5”の出荷を6月11日に開始すると発表した。

『POWER5』は、Powerアーキテクチャーを採用した最新の64bitプロセッサーで、仮想的に複数のシステム環境を構築できる“マイクロパーティション技術”を搭載。同社の最新OS『i5/OS』のほか、LinuxやAIXなど複数のOSを実行でき、POWER4搭載製品に比べて1プロセッサーあたりの処理能力が最大で約2倍になっているという。“IBM eServer i5”は、POWER5を搭載(2Way/4Way)するとともに、異機種混在環境を一元化する仮想化技術“IBM仮想化エンジン(Virtualization Engine)”を実装しており、i5/OS、Linux(64bit)、AIX 5L、Windows、Linux(x86)の混在した環境を1台で運用管理できるのが特徴。

ラインアップは、最大2Wayに対応したエントリーモデル『IBM eServer i5 520』と、4Wayに対応したハイエンドモデル『IBM eServer i5 570』の2モデル。筐体はラック搭載型とタワー型(520のみ)となる。価格は、最小構成で、520が320万円、570が3100万円から。

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