(株)インターコムは10日、独自開発のトランスコーディングエンジンを搭載したDVDビデオバックアップソフトとして、『Super DVD Zcopy 3(スーパー ディーブイディー ゼットコピー スリー)』、『Super DVD Zcopy 3 Plus(スーパー ディーブイディー ゼットコピー スリー プラス)』、『Super DVD Zcopy 3 with 3Gケータイ(スーパー ディーブイディー ゼットコピー スリー ウィズ スリージーケータイ)』の3製品を発表した。6月4日に販売を開始する。『Super DVD Zcopy 3』はダウンロードによるオンライン販売で、『Super DVD Zcopy 3 Plus』と『Super DVD Zcopy 3 with 3Gケータイ』はパッケージ販売の予定。価格は、『Super DVD Zcopy 3』が6300円、『Super DVD Zcopy 3 Plus』が8190円、『Super DVD Zcopy 3 with 3Gケータイ』が1万1340円。
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| 『Super DVD Zcopy 3』 |
同社では、現在国内で販売されているDVDビデオ(DVD-Video)バックアップソフトのほとんどが海外で開発された製品で、ソフトの操作性や対応している書き込み対応DVDドライブのサポートなどの面で利便性に欠けていると見ており、今回独自のトランスコーディングエンジンを開発し、バックアップソフトに搭載して発売することにしたもの。
『Super DVD Zcopy 3』は、“ダイナミック指数演算方式”を採用したトランスコーディングエンジンを採用し、変換処理を高速化したのが特徴。同社では、HDD上の120分(6.6GB)のDVDビデオデータを11分50秒で4.7GBに圧縮変換できたしている(Pentium 4-3GHz、512MBのメモリー、Windows XP Professionalによる同社測定値)。変換処理後の画質を事前に確認できる独自のプレビュー機能を搭載しており、出力サイズを調整したり、分割/圧縮などのバックアップ方式を選択したりする際の目安にできるという。出力サイズの調整では、4.7GBを超えるサイズのDVDビデオデータを、自動でDVD±R/RWメディアの容量(4.7GB)に合わせて圧縮バックアップすることが可能で、タイトル/チャプターなどだけを取り出して高画質でバックアップすることもできる(低圧縮バックアップ)。詳細設定を全自動で行なう“ワンクリック分割/圧縮” などの機能も用意されている。
また、従来バージョン同様、国産ライティングソフト(B's Recorder GOLD、WinCDR)と自動連携して書き込みが行なえる“DVD リニア・ライティング方式”を採用することで、最新ドライブに対応しているという。対応OSはWindows XP/2000 Professional。対応機種はPentium III-500MHz相当以上を搭載したPC/AT互換機。
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| 『Super DVD Zcopy 3 Plus』 | 『Super DVD Zcopy 3 with 3Gケータイ』 | |
| 製品パッケージ | ||
『Super DVD Zcopy 3 Plus』は、『Super DVD Zcopy 3』に、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD Basic Ver.7』を同梱したパッケージ。
『Super DVD Zcopy 3 with 3Gケータイ』は、『Super DVD Zcopy 3 Plus』に、ユーリードシステムズ(株)のDVD-VR形式に対応したビデオ編集ソフト『Ulead DVD DiskRecorder SE』と、3GPP/3GPP2(MPEG-4)出力に対応したビデオ編集ソフト『Ulead Video ToolBox 1.5』を同梱し、第3世代携帯電話の標準動画形式“3GPP/3GPP2”への変換機能を利用できるようにしたパッケージ。DVDビデオデータから必要な部分を切り出して変換処理を行ない、携帯電話機に取り込んで再生できる。出力形式は、WMV、MPEG-1/-2にも対応しており、PDA(携帯情報端末)などのモバイル端末もサポートしている。
