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ソニー、“Do VAIO”を具現化するデスクトップパソコン夏モデルを発表

2004年05月10日 16時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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VAIOの名を冠したHDD内蔵携帯オーディオプレーヤー

Do VAIO:Music.“VAIO Pocket”『VGF-AP1』
Do VAIO:Music.“VAIO Pocket”『VGF-AP1』

VAIO Pocket『VGF-AP1』は、記録メディアとして20GB HDDを内蔵する携帯オーディオプレーヤー。本体正面の左側に2.2インチQVGA+(320×256ドット/約26万色表示)の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー、右側に5×5のボタンが並ぶタッチ式入力デバイス“G-sense(ジーセンス)”を備える。G-senseは25分割した画面の絶対位置と対応しており、画面に表示しているメニューの選択が可能なほか、指先を上下左右方向に滑らせるジェスチャー機能でスクロールやメニューの移動が行なえる。

HDD内の音楽ファイルは、ジャンル/アーティスト名でグループ化され、各グループ内でアルファベット順や再生頻度などでのソートが可能。これらグループや1曲ごとにジャケット写真やアイコンなどを設定することもできる。このため、曲名(文字)を読まずにアイコンやジャケットで目的の曲にすばやくアクセスできるという。

本体には、3行表示の液晶ディスプレー搭載リモコン(バックライト付き)と、USB 2.0/ライン出力/電源入力(充電用)端子を備えた“多機能クレードル”が付属。クレードルを使ってパソコンから音楽データを取り込めるほか、デジタルカメラの写真を内蔵HDDに取り込んでQVGA+液晶ディスプレーで閲覧することも可能。デジタルカメラとの接続は“デジカメストレージャー”機能により、パソコンを介さずUSBケーブルで直接デジタルカメラと接続してファイルの転送が行なえる(デジタルカメラとの接続はUSB 1.1相当)。



『SonicStage Ver.2.0』
『SonicStage Ver.2.0』

パソコンからの音楽転送用ソフトウェアとして、Windows 98 SE/Me/2000/XP対応の『music move』および『SonicStage Ver.2.0』(Do VAIO:PC.シリーズにプレインストールしているものと同一)が付属する。両者は対応する音楽ファイル形式が異なり、music moveではMP3/WAVE/WMAに、SonicStage Ver.2.0はこれらに加えてATRAC3plus/ATRAC3に対応。いずれの音楽ファイルも、転送時にはATRAC3plusもしくはATRAC3に変換される。

電源はリチウムイオンバッテリー(取り出し不可)で、駆動時間は約20時間(同社調べ)。本体サイズと重量は約195g。

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