Thermaltake製「Silent Tower」。まず巨大な姿に目をうばわれるが… |
Thermaltakeから、ヒートパイプ式CPUクーラー「Silent Tower」が登場した。9cm角という大型ファンを搭載し、全高は14.55cm。まずその巨大さに目を奪われるが、注目は対応CPU。“Socket LGA775”対応をうたっているのだ。
“Socket LGA775”対応をうたう | マニュアルより。取り付け方法自体は従来のCPUソケットの場合と変わらない | |
取り付け金具。Socket 478/Socket 754/Socket 940/Socket LGA775共通となっている | 電源コネクタは従来通りの3ピン |
マニュアルによると、マザーボード、Socket LGA775、そしてクーラーのベース部分を同梱の金具で上下から挟んでねじ止めするという取り付け方法。Socket LGA775と並んで対応をうたっているSocket 478、Socket 754、Socket 940、Socket Aでも同様の取り付け方法が指示されている。また現在唯一流通しているSocket LGA775マザー「SL-865Pro-775」を見る限り、CPUクーラー用の電源コネクタは従来の3ピンから4ピンに変更されているが、「Silent Tower」の電源コネクタは3ピンのまま。マニュアルにはこの食い違いに関して特記事項はなく、そのまま接続するように書かれており、Socket LGA775のクーラー用電源コネクタは3ピンと4ピンの両対応になっているものと思われる。
ベースは銅製で、垂直に立ち上げた6本のヒートパイプがアルミ製のフィンを貫くという構造はクーラーマスター製「E3W-N85XC-03」、あるいはGigabyie製「3D Cooler」とよく似たもの。サイズは60(W)×60(D)×145.5(H)mm、重量675g。ファンは9cm角25mm厚で、回転数2500rpm、騒音値21dBA。価格は高速電脳で5229円となっている。
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