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住友電工ネットワークス、IP電話対応のブロードバンドルーター『MegaBit Gear MR1020V1』と無線LANカード『MegaBit Gear WLC1200G』を発売

2004年04月27日 18時34分更新

文● 編集部

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住友電工ネットワークス(株)は27日、独自の“GapNAT”機能を搭載したVoIP対応のブロードバンドルーター『MegaBit Gear MR1020V1』と、無線LAN PCカード『MegaBit Gear WLC1200G』のインターネット販売を開始すると発表した。価格と販売開始は、『MegaBit Gear MR1020V1』が2万4800円で同日付け、『MegaBit Gear WLC1200G』が5200円で5月下旬。(株)ローソンの“Loppi”“@LAWSON”“i-LAWSON”でも取り扱う予定(販売開始時期が異なる)。販売は住商マシネックス(株)が行ない、オンラインショッピングサイト“楽天”または電話(TEL.0570-009-777)による受注の場合に送料を無料とするキャンペーンを5月31日まで実施する。

MR1020V1『MegaBit Gear MR1020V1』

『MegaBit Gear MR1020V1』は、IP電話(SIP/SDP)に対応したVoIP機能を搭載したブロードバンドルーターで、オプションの無線LANカード『MegaBit Gear WLC1200G』を搭載することで無線LANを利用できるのが特徴。搭載している独自の“GapNAT(Global address proxy with Network Address Translation)”は、ADSLモデムに割り当てられたグローバルIPアドレスをユーザーのパソコンに付与することで、対戦型ゲームや、映像/VoIPによる音声通信、VPNなどを含むブロードバンドアプリケーションを利用できるようにする機能。プロトコルは、PPPoE、DHCP(サーバー/クライアント)などをサポートしており、WANポートはIPアドレス固定にも対応。IP電話サービスは、(株)テイ・オプティコムの“eo-netフォン”に対応している。インターフェースは、WANが10/100BASE-TX×1、LANが10/100BASE-TX×4、加入電話と電話機がRJ-11(各1)を搭載する。電源はACアダプター(AC100V入力、DC9V出力)を利用する。本体サイズは幅83×奥行き161×高さ228mm、重量は約500g。

WLC1200G『MegaBit Gear WLC1200G』

『MegaBit Gear WLC1200G』は、無線LAN規格“IEEE 802.11g/b”に対応したPCカード型の無線LANカード。『MegaBit Gear MR1020V1』を無線ブロードバンドルーターにできるだけでなく、CardBus対応のPCカードスロット(Type II)を搭載したPC/AT互換機で無線LANアダプターとしても利用できる。インフラストラクチャーモードとアドホックモードの切り替えが可能。米Atheros Communications社の無線LAN高速化技術“Super G”にも対応しており、対応機器同士での通信の高速化も行なえる。セキュリティー機能は、無線LANのセキュリティー機能は、152bit/128bit/64bit WEP、IEEE 802.1x(EAP-TLS)、WPA(TKIP、AES)に対応している。本体サイズは幅54×奥行き118×高さ10mm、重量は約43g。ダイバーシティーアンテナを内蔵する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SEで、設定用の専用ユーティリティーが付属する。

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