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ソニーマーケティング、“DVD+R DL”の片面2層書き込みに対応した内蔵型DVD±R/±RWドライブ『DRX-700A』など2製品を発売

2004年04月26日 19時17分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は26日、片面2層で容量が8.5GBの“DVD+R ダブルレイヤー(DVD+R DL)”の書き込みに対応したDVD±R/±RWドライブとして、内蔵型の『DRX-700A』と外付け型の『DRX-700UL』の2製品を発表した。価格はオープン。発売は、『DRX-700A』が5月15日、『DRX-700UL』が6月中旬の予定。

『DRU-700A』
『DRU-700A』

『DRU-700A』は、片面2層のダブルレイヤーに対応したことで、従来のDVD+Rの約2倍のデータを記録できるのが特徴。書き込みは、DVD+R DLが2.4倍速、DVD±Rが8倍速、CD-Rが40倍速で、書き換えは、DVD±RWが4倍速、CD-RWが24倍速。読み出しは、DVD+R DLが6倍速、DVD±R/±RWが8倍速、DVD-Videoが4倍速、DVD-ROMが12倍速、CD-ROMが40倍速。ディスクの反りや傾きなどによるディスク表面のブレに対して、ピックアップから照射されるレーザーがディスク面に対して常に垂直になるようにピックアップの対物レンズの傾きを制御することにより、読み出しと書き込みの安定化を図る“チルトサーボ”を採用したほか、従来製品より奥行きを16~25mm短くすることで、小型のパソコンに組み込みやすく、エアフローの改善も図れるようにしたという。バッファーメモリーは2MBを搭載する。インターフェースはATAPI。電源はDC5V/12V。本体サイズは幅145.8×奥行き165×高さ41.3mm、重量は約900g。黒のフロントパネルに交換するための“フロントパネル交換キット”が付属する。

対応機種はPC/AT互換機で、対応OSはWindows 2000 Professional/XP。アプリケーションとして、独Ahead Software社のライティングソフト『Nero Burning ROM SE』『Nero Express』、パケットライトソフト『InCD』、ビデオオーサリングソフト『Nero Vision Express』、バックアップソフト『Nero BackItUp』、DVDプレーヤーソフト『Nero ShowTime』、サウンド編集ソフト『Nero Wave Editor』、メディアプレーヤー『Nero Media Player』、CD/DVDジャケット作成ソフト『Nero Cover Designer』、ドライブユーティリティー『Nero ToolKit』、ランチャー『Nero StartSmart』などを収録したCD-ROM『Nero software suite for SONY』が付属する。

『DRX-700UL』
『DRX-700UL』

『DRX-700UL』は、書き込み/読み出し速度が『DRU-700A』と同等で、USB 2.0(Hi-Speed)とi.LINK(IEEE 1394/FireWire、6ピン×1、4ピン×1)の2種類のインターフェースを搭載した外付け型ドライブ。本体は縦置きタイプで、サイズは幅52×奥行き234×高さ164mm、重量は約1500g。イジェクトボタンを本体上部に配置し、どの方向からでも開閉しやすくするとともに、液晶ディスプレーの後ろなど、設置場所の自由度も高めたという。横置きも可能。電源はACアダプター(AC100V~240V)を利用する。対応機種はPC/AT互換機で、対応OSはWindows 2000 Professional/XP。USBケーブル(USB 2.0対応)とi.LINKケーブル(6ピン-4ピン)の2本のほか、『Nero software suite for SONY』が付属する。

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