東日本電信電話(株)は21日、フレッツ・アクセスサービスを利用してプライベートネットワークの構築が可能な“フレッツ・オフィス”と“フレッツ・オフィス ワイド”において、付加サービスとして“ゲートウェイ機能”の提供を27日に開始すると発表した。
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“ゲートウェイ機能”は、契約者回線以外に複数の通信先を追加できる付加サービス。通信先として、“イーサネット接続タイプ”と“RAS接続タイプ”を用意する。“イーサネット接続タイプ”は、NTT東日本ビルのハウジングスペースに設置した契約者の設備を経由し、ISPやイントラネットサーバーなどを通信先として追加できるサービス。高速なインターネット接続や大容量ファイルサーバーなどを利用できるのが特徴。最大5インターフェースを追加できる。“RAS(Remote Access Server)接続タイプ”は、加入電話/ISDN/携帯電話機などに接続したダイヤルアップ端末からフレッツ・オフィスなどを利用できるようにするサービス。最大で10回線からの同時着信が可能。
提供料金は、基本額(10Mbpsベストエフォート)が月額5万2500円。加算額は、イーサネット接続タイプが1インターフェース(10BASE-T)あたり月額1万500円、RAS接続タイプでは、基本料(1着信が可能)が2万1000円、加算料が1着信ポートごとに5250円。