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サンワサプライ、遺失物発見時通知&回収サービス“Lost&Found”を開始

2004年04月19日 20時10分更新

文● 編集部

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サンワサプライ(株)は19日、遺失物発見時の通知&回収サービス“Lost&Found”を開始すると発表した。(株)ネットエイジと提携し、共同でサービスを提供する。

これは、毎年携帯電話機の拾得件数が30~40%ずつ増加しており、今後も増えると予想されているうえ、携帯電話機以外の拾得届も増加しているにもかかわらず、遺失届の件数が横ばいとなっていることから、提供を開始するもの。サンワサプライが発売するユニークID(重複しないID)を印刷したタグシールを利用し、タグシールを携帯電話機やノートパソコン/PDAなどに貼り、ウェブから紛失時の連絡先などを登録することにより、万一落とした場合などに、拾い主がシールに印刷されたコールセンターに連絡することで拾われたことが分かるようになっている。

サンプルイメージ
タグシールのサンプルイメージ

オプションとして、紛失物回収代行のサービスも提供する。手数料(1050円)と拾い主への謝礼金(5000円相当)をセンターに支払うことで、拾い主の元から宅配便で落とし物を回収し、落とし主に配達するもの(配送料は実費)。落とし主に無事に紛失物が返却された場合には、センターが落とし主から受け取った謝礼を拾い主に送付する。

シールの初期ロットは、サンワサプライのオンラインショップ“サンワダイレクト”で販売する。価格は2個セットで2000円。順次取り扱い店舗を増やす予定。今後、ストラップタイプのタグも販売するとしている。また、個々のユーザーが自由に謝礼を設定できるシステムの開発も企画しているという。

“Lost&Found”では、ネットエイジが企画とシステム開発を担当し、サンワサプライがタグの商品開発企画/生産/サービスの運営を担当。サンワサプライでは初年度1おくオンの売り上げを目指すとしている。

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