日本電気(NEC)
オープンプライス(予想実売価格:26万円前後)
- 0120-977-121/03-3768-2337(121コンタクトセンター)
- http://121ware.com/
- http://www.necdirect.jp/
- パワフルなグラフィックス性能にまず驚き。
- 2.5万円のセカンドバッテリを装着して本体サイズを変えずに長時間駆動できるのも優秀だ。
- パワフルな代わりに発熱も尋常じゃない。
- バッテリ駆動であろうとも、3D処理中はとにかく熱い。店頭で触る機会があれば温度にも注意だ。
●【広い! SXGA+液晶】 1440×1024ドットの高解像度。一般的なXGAの約2倍の情報量を表示できる。 |
フルサイズA4にはない可搬性と、高解像度液晶、光学ドライブ内蔵による利便性を持つ反面、従来はやや割高だった軽量A4ノート。しかしここへ来て、20万円台半ばの製品が複数登場、突如ホットなカテゴリとして注目され始めた。本機「LaVie RX」も、流行の“軽量A4”にエントリーした新製品。B5ノートや通常のA4ノートの一歩上をいく14.1インチ/SXGA+(1400×1050ドット)の高解像度液晶、IEEE802.11a/b/gのすべてに対応する無線LAN、80GB HDDを搭載し、光学ドライブ込みで約2.3kgと手堅くまとまった実力派だ。
一見して目に付くのは、パームレストや液晶背面に施された、「プロテイン塗装」だろう。質感は一部のThinkPadシリーズに似たラバー系素材ながら、独特のパターンのモールドとすることで、従来のノートPCにはないシックな印象になっている。
●【DVDマルチドライブ搭載!】 交換可能な拡張ベイには、標準でDVDマルチドライブを搭載。オプションのセカンドバッテリと交換すれば、約7時間(標準バッテリ時)のバッテリ駆動が可能になる。 | ●【左側面】 左側面には、Ethernet、モデム、CF TypeII、PCカード TypeII、SDカード/メモリスティック兼用スロットを装備。 |
基本性能が非常に高いのも本機の特徴だ。ビデオチップにMOBILITY RADEON 9600を採用したことで、FFベンチは1と2ともにデスクトップ機並みの高数値をマーク。また、交換可能な拡張ベイにセカンドバッテリを装着すれば、標準バッテリ時で約7時間、Lバッテリ時なら9.4時間駆動が可能だ。
FFベンチ | 5402 |
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Vana'diel Bench2(Hi) | 3188 |
Vana'diel Bench2(Low) | 4553 |
●【キーボードは若干ヤワめ】 キーボードは19mmピッチ/3mmストロークのフルサイズ。ノンクリックのため、カッチリしたフィーリングが好きなら店頭で事前にチェックしておこう。 |
キーボードにこだわりがある筆者としては、ノンクリックの曖昧なタッチが若干気になったが、それも“慣れ”で済むレベル。ライバル機の筆頭であろう、超軽量A4ノート「Let'snote Y2」(コンボドライブ内蔵で1.5kg以下)と比べても、重さ以外のすべての面で凌駕する性能を持っている。PCゲームもモバイルもDVD焼き焼きも、すべて1台で完結したい人には、ベストチョイスな1台だ。
LaVie RX LR700/8Eの主なスペック | |
製品名 | LaVie RX LR700/8E |
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CPU | Pentium M-1.50GHz |
チップセット | Intel 855PM |
メモリ(最大) | 512MB(PC2700 DDR SO-DIMM/最大1.2GB) |
ビデオチップ | MOBILITY RADEON 9600(64MB) |
モニタ | 14.1インチ低温ポリシリコンTFT液晶(1400×1050ドット) |
HDD | 80GB |
光メディアドライブ | DVDマルチ(DVD-RAM:2倍速/DVD-R:2倍速/DVD-RW:2倍速/CD-R:16倍速/CD-RW:8倍速/DVD:8倍速/CD:24倍速) |
スロット | PCカードスロット(TypeII)×1、CFカードスロット(TypeII)×1、メモリースティック/SDカード両対応スロット×1 |
通信 | Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g)、モデム |
インターフェイス | USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、アナログRGB、オーディオ入出力 |
サイズ | 315(W)×258(D)×29.7~37(H)mm |
重量 | 約2.3kg(ドライブ装着時) |
OS | Windows XP Professional |