このページの本文へ

カノープス、モバイルTVチューナー『豆ちゅー2004』など6製品を発売

2004年04月14日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

カノープス(株)は14日、モバイルチューナー『豆ちゅー2004』などTVチューナー3製品と、DivX対応のDVDプレーヤー『MultiRDVD』などプレーヤー2製品、パソコン用の多機能リモコン『CRM2004』の計6製品を4月下旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。

TVチューナー製品のラインアップは、USBバスパワーで動作する小型TVチューナーユニット『豆ちゅー2004』、Low Profile PCI対応のTVチューナーカード『QSTV2004』、USB接続TVチューナーユニット“MTU2400”シリーズの『MTU2400F』の3製品。

豆ちゅー2004の本体
『豆ちゅー2004』

『豆ちゅー2004』は、2003年10月に発表したUSB接続のTVチューナー&キャプチャーユニット『USTV-1』の後継機種で、TV番組の視聴とアナログビデオのMPEG-2キャプチャーを行なえるのが特徴。USB 2.0とWindows XPの組み合わせでは、USB経由で音声を取り込むことができる。アプリケーションとして、リモコンをマウスで操作する感覚で利用できるEPG対応のコントロールソフト『FEATHER2004』と、MPEGカット編集ソフト『MpegCraft LE』が付属する。

アプリケーションの画面イメージ 専用リモコン
『FEATHER2004』付属の豆ちゅー2004専用リモコン

TVチューナー部は、VHF(1~12ch)、UHF(13~62ch)、CATV(C13~C63ch)に対応したNTSC仕様。最大解像度は720×480ドット(USB 2.0接続時)。入力端子はアンテナ(F型コネクター)、アナログビデオ/Sビデオ端子(ミニDIN7ピン、Sビデオ-コンポジットコネクター変換ケーブルが付属)、アナログオーディオ(ステレオミニジャック)を装備し、出力端子はオーディオ(ステレオミニジャック)を装備する。電源はUSBバスパワーを利用し、消費電流は470mA。本体サイズは幅102.2×奥行き45×高さ24mm、重量は80g。対応機種はUSBインターフェースを搭載したPC/AT互換機で、TV視聴にはPentium III-500MHz以上、録画にはPentium 4-1.20GHz以上が必要。USBダイレクトオーディオを利用する場合は、TV視聴がPentium 4-2.0GHz推奨、録画がPentium 4-2.40GHz推奨となる。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。薄型の専用リモコンが付属する。発売は5月上旬。

『QSTV2004』本体
『QSTV2004』

『QSTV2004』は、ブックタイプのパソコンでも利用できるLow Profile対応のTVチューナーカードで、2003年12月に発表した『QSTV15』の付属ソフトを『FEATHER2004』に変更し、低価格化を図った製品。TV視聴とMPEG-1/-2のキャプチャーが可能で、残像を最大10個まで除去可能な“10Tap ゴーストリデューサー”、ざらついたノイズを低減する“3Dノイズリダクション”、色のにじみを抑える“3D Y/C分離”の3種類の画質補正機能を搭載するのが特徴。カードサイズは幅120×奥行き65mm。発売は4月下旬。

『MTU2400F』本体
『MTU2400F』

『MTU2400F』は、USB 1.1/2.0接続のMPEG-2ハードウェアエンコーダー搭載TVチューナーユニット『MTU2400FX』の付属ソフトなどを見直すとともに、低価格化を図った製品。数量限定モデルとして5000台を販売する。仕様などの詳細は近日中に公開する予定としており、発売は5月上旬。

『MultiRDVD』本体
『MultiRDVD』
『MultiRHDD』
『MultiRHDD』

“パソコンファイルプレーヤー”『MultiRDVD』は、据え置き型のDVDプレーヤーで、DivX承認となっているのが特徴。DVD-Video、Video CD、DVD-R、CD-Rなどのメディアに対応しており、MPEG-1/-2、DivX Video形式に対応している。発売は5月上旬。“ポータブルハードディスクプレーヤー”『MultiRHDD』は、パソコンで録画したMPEG-1/-2形式の映像などをTVで再生するためのプレーヤー。2.5インチHDDユニット(IDE)をカセットとして本体に装着することで映像を再生できる。HDDは別売。発売は5月下旬。2機種ともに、動画変換&ライティングソフト『かんたん換太郎』が付属しており、動画ファイルのMPEG-2/DivX変換が行なえる。詳細な仕様は近日中に公開する予定としている。

『CRM2004』本体『CRM2004』

『CRM2004』は、パソコンの操作を家電の感覚で行なえるという多機能リモコン。動画コンテンツの鑑賞、プレゼンテーションソフトの操作などが可能で、マウスの代わりに利用することもできる。映像ファイルの再生を行なうためのソフト『FEATHER2004』が同梱される。5月中旬に発売する。詳細な仕様は近日中に公開する予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン