“E7210+HanceRapids”を搭載する「E7210 MasterX-FA6R」 |
North Bridgeに“E7210”を、South Bridgeには“HanceRapids”を搭載するというMSIのDualXeon用マザーボード「E7210 MasterX-FS」と「E7210 MasterX-FA6R」のサンプルが、USER'S SIDE本店に入荷している。どちらも付属品やマニュアルなどが付いた製品版にかなり近い仕上がりだが、価格や入荷時期は未定となってる。
どちらも付属品やマニュアルなどが付いた製品版にかなり近い仕上がりだが価格や入荷時期は未定 |
Intelの製品情報によると“E7210+HanceRapids”という組み合わせは、本来はPentium 4向けとされている。今回登場したMSIの2製品も、最近ではよく見かける非公式の組み合わせとなる製品だ。なお同社の製品情報には、やはりチップセットに“E7210+HanceRapids”を搭載したPentium 4対応の「E7210 Master-FARM」というモデルも掲載されている。
「E7210 MasterX-FS」と「E7210 MasterX-FA6R」の違いはオンボードインターフェイスのみで、前者がAdaptecのUltra-320 SCSIコントローラ“AIC-7901”を搭載、後者がSCSIコントローラを搭載しない代わりにSilicon Image製Serial ATA RAIDコントローラ“Sil3114CT176”を装備している。
その他の仕様は共通で、拡張スロットがPCI-X×2、PCI×2、DDR DIMM×4(DDR333対応/4GBまで)。前述以外のオンボードインターフェイスには、ATI製“RageXL”チップによるVGA機能、サウンド、Intel製チップによるギガビットイーサネット×2ポート、加えて“HanceRapids”によるSerial ATA RAIDが2ポート装備される。はじめにも触れたように、価格や入荷時期については一切未定とのこと。入荷したUSER'S SIDE本店でも、特別デモの予定などもないとのことだ。
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