日本ヒューレット・パッカード(株)は7日、x86サーバー“HP ProLiant(プロライアント)ファミリ”の新製品として、企業内の中/小規模ネットワーク構築向けの1Wayタワー型“HP ProLiant ML100シリーズ”を追加すると発表した。全5モデルをラインアップし、価格は4万9980円から。“HP Directplus”オンラインストア/コールセンター、“HP Directpartner”、日本HP直販営業部門において8日に受注を開始する。HP Directplusでは、1台から注文仕様生産(C.T.O.)に対応する。
“HP ProLiant ML100” |
“HP ProLiant ML100”は、Pentium 4(1MBキャッシュメモリー/FSB800MHz)またはCeleron(FSB400MHz)を搭載し、チップセットはE7210、グラフィックスチップはATI Rage XL。メモリーはECC対応のデュアルチャネルDDR400 SDRAMに対応(最大4GB)。シングルチャネルUltra320 SCSIコントローラーまたはデュアルチャネルUltra ATA/100コントローラーを搭載し、HDDは、Ultra ATA/100では80GBまたは40GB(毎分7200回転、最大240GB)、Ultra320 SCSIでは36.4GB(毎分1万回転、最大288GB)を内蔵。そのほか48倍速CD-ROMドライブ、3.5インチFDD(2モード)を搭載する。ネットワークインターフェースは10/100/1000BASE-T×1、USB×2で、拡張スロットとして、PCI-X(64bit/66MHz)×3、PCI(32bit/33MHz)×2を装備する。電源はAC100Vで消費電力は350W。本体サイズは幅200×奥行き500×高さ430mm、重量は16.8kg。オプションを利用すれば5Uラックマウントに搭載できる。
ラインアップと価格は、Celeron-2.60GHz/256MBのメモリー/40GBのHDDを搭載した『ProLiant ML110 T01 C2600-128K 256MB 40GB ATA』(4万9980円)、Pentium 4-2.80EGHz(1MB)/256MBのメモリー/80GBのHDDを搭載した『ProLiant ML110 T01 P2800-1M 256MB 80GB ATA』(8万745円)、HDDを36.4GBのSCSIに変更した『ProLiant ML110 T01 P2800-1M 256MB 36GB SCSI』(11万5395円)、Pentium 4-3EGHz(1MB)/256MBメモリー/80GBのHDDを搭載した『ProLiant ML110 T01 P3000-1M 256MB 80GB ATA』(12万5895円)、HDDを36.4GBのSCSIに変更した『ProLiant ML110 T01 P3000-1M 256MB 36GB SCSI』(15万6450円)。
同社は併せて、OSにWindows Small Business Server 2003, Standard Editionをプレインストールした『HP ProLiant Advantage Pack Neo ML110 Windows SBS2003プリインストール モデル』も販売する。限定300台で、価格は6万9930円から。