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まぐまぐ、NRI、コニカミノルタが、メールマガジンを書店店頭で印刷/製本/販売する“まぐまぐ文庫”を開始

2004年04月05日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)まぐまぐ、(株)野村総合研究所、コニカミノルタビジネスソリューションズ(株)の3社は5日、メールマガジンを書店の店頭などで1冊ずつオンデマンドで印刷/製本/販売するサービス“まぐまぐ文庫”を同日付けで開始したと発表した。これは、専用の印刷製本機を店頭に設置した書店などで、顧客からの注文を受けてから、インターネット経由で配信されたメールマガジンの原稿データを印刷/製本して販売するサービス。80ページ程度の書籍なら約40秒で印刷/製本できるのが特徴。A5サイズの白黒中綴じ製本で、価格は1冊あたり200円から。

製本イメージ
製本イメージ

同日付けで販売を開始した20タイトルは、『大江戸の経営塾~秘伝書と家訓に見る経営の極意~』(衣川龍泉)、『ダジャレの予感 Vol.1』『同Vol.2』(enen)、『うまくなる合唱のテクニック~呼吸・発声編~』『同 ~表現編~』(響和音)、『おーぃ だれかいるかぃ』(小澤俊文)、『心臓止めろ!「劇薬につき取扱注意」みたいな雑学×8話』(西森ひつじ)、『あした読ま~にゃ!54冊の奇跡』(松山真之助)、『海外在住用単語集』(佐々木伸也)、『教えて!ティーチャー先生 vol.1』『同 vol.2』(まぐまぐ編集部)ほかで、今後は毎月1回、新刊を発売するとしている。

販売店舗は、東京旭屋書店 札幌店(北海道)、東山堂本店(岩手県)、55ステーション 麹町店(東京都)、ジュンク堂 池袋本店/プレスセンター店(東京都)、八重洲ブックセンター 本店(東京都)、リブロ 汐留シオサイト店(東京都)、朗月堂書店 本店(山梨県)、いまじん ワンダーシティ店(愛知県)、旭屋書店 本店(大阪府)/京都店(京都府)、明屋書店 石井店(愛媛県)など。米国では、旭屋書店 ASAHIYA BOOKSTORES トーレンス店(ロサンゼルス)、旭屋書店 ASAHIYA BOOKSTORES ニューヨーク店(ニューヨーク)で販売する。

各社の役割は、まぐまぐがメールマガジンの原稿を収集し、NRIがビジネススキームの開発と印刷データの作成、コニカミノルタが各書店への印刷製本機の設置と印刷データの配信を担当する。今後は、販売店舗の拡大や、コンテンツの拡充、カラー化、上製本のインターネット販売などに対応する予定。

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