Albatron「FX5500Q」ラベル。代理店はアスク |
低価格な“GeForce”シリーズカードとして、依然としてnVIDIAからは未発表のまま各社から続々と発売されている“GeForce FX5500”カード。今週は、Albatron製のVRAM256MBバージョン「FX5500Q」とChaintech製「SA5500E2」が登場した。
「FX5500Q」。V-Data製メモリチップを搭載する | パッケージは128MBバージョンと同様のもの |
Albatron製「FX5500Q」は先週発売となった同社製「FX5500EP」のVRAM256MBバージョン。代理店は同じくアスクだ。インターフェイスはD-Sub、DVI、S-Video Out、メモリチップは「FX5500EP」がElixir製だったのに対し、V-Data製(128bit)となっている。コアクロックは270MHz、ファン付きクーラーを搭載するところなどは「FX5500EP」と同様。価格はクレバリー1号店で1万2568円、T-ZONE.PC DIY SHOPとドスパラ秋葉原2号店 Prime館で1万2980円、TSUKUMO eX.で1万3125円。
Chaintech製「SA5500E2」。メモリインターフェイス幅128bitというのは256MB版共通のようだ | 基板は全長がやや短く、Albatron製品とは別設計だ |
Chaintech製「SA5500E2」も同様にVRAMに256MBのDDR SDRAMを搭載。メモリインターフェイス幅は128bit。こちらはProMOSというあまり見ないメーカーのチップを採用しており、型番は“V58C2256164SB”。コアクロックは270MHz、メモリクロック400MHz、RAMDACは350MHz。インターフェイスはD-Sub、DVI、S-Video Out、ファン付きクーラー搭載といったスペックは「FX5500Q」と同様だが、基板は全長がやや短い全くの別設計となっている。価格はドスパラ秋葉原2号店 Prime館で1万2000円となっている。
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