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中国上海市の電子政府プロジェクトでTurbolinux製品を採用

2004年04月01日 22時33分更新

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ターボリナックス(株)は中国上海市静安区の政府情報システム(IOBIS:Internal Official Business Information System)および、静安区財政局の情報管理システム(IMS:Information Management System)に、政府関連業務の電子化を推進する上で業務効率の改善、政府のイメージ向上につながるとしてTurbolinux製品が採用されたことを発表した。

静安区の政府情報システムは、情報資源を効率的に計画・管理するという、党および政府機関のネットワークにおける重要な役割を果たしており、全党および政府機関の情報を提供、収集、交換、共有することで、各機関が連携し、効率良く業務を遂行することを実現している。システムには、プラットフォームとしてTurbolinux Serverが採用され、各政府部門のシステム間の相互接続を保証。また、3層構造の今回のシステムでは、中間部分に高性能ロードバランシングクラスソフトウェア「Turbolinux Cluster Server」を採用する。

静安区財政局の情報管理システムは、Turbolinux Serverをベースにフェイルオーバークラスタソフトウェアとして「Turbolinux TurboHA」を採用し、アプリケーションサーバーであるWebLogicサーバーのホットスタンバイ機能を可能とすることで、万が一の障害にも対応。また、イントラネットおよび静安区政府内部の既存システムとの接続により情報の一元化と共有が可能となった。

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