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コニカミノルタ、写真関連事業を統括する“コニカミノルタフォトイメージング株式会社”を発足

2004年04月01日 16時58分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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コニカミノルタホールディングス(株)は1日、同社の100%子会社であるコニカミノルタフォトイメージング(株)とコニカミノルタカメラ(株)の2社を合併し、“コニカミノルタフォトイメージング株式会社”として本日設立すると発表した。

新会社はコニカミノルタホールディングスの100%子会社で、代表取締役社長には旧コニカミノルタフォトイメージングの代表取締役社長の岩間秀彬(いわまひであき)氏、代表取締役副社長には旧コニカミノルタカメラの代表取締役社長の藤井 博氏が就任する。資本金は5億円。従業員数は、連結対象子会社を含めて約7200名。本社所在地は東京都新宿区西新宿。主な事業内容は以下のとおり。

  • 一般および業務用の写真感光材料/証明写真/関連機器等の製造、販売、関連サービスの提供(主に旧コニカミノルタフォトイメージングの事業を継承)
  • デジタルカメラ/フィルムカメラ/レンズなどカメラ本体や周辺機器の製造、販売、関連サービスの提供(主に旧コニカミノルタカメラの事業を継承)

コニカミノルタホールディングスは、新会社の設立によって、入力から出力まで、コンシューマー向けのデジタルフォトイメージング環境を総合的に提供。また、事業を通じて、コニカミノルタグループのブランドイメージの牽引を図りたい、と説明している。


なお、同時に医療向け画像機材や医療用機材の販売を行なう新会社“コニカミノルタメディカル株式会社”、業務システム開発やシステム設計・支援・運用、ならびにアウトソーシングやEPR(Enterprise Resource Planning)ソリューションを提供する“コニカミノルタ情報システム株式会社”の発足も発表された。

コニカミノルタメディカル(株)は、コニカミノルタエムジー(株)の連結子会社(100%子会社)であるコニカメディカル(株)と共立メディカル(株)を合併したもの。本日(4月1日)付けの設立で、代表取締役社長は旧共立メディカルの代表取締役社長の豊田 稔氏が就任する。資本金は3億700万円。従業員数は約610名。本社所在地は東京都新宿区西新宿。

コニカミノルタ情報システム(株)は、コニカ情報システムズ(株)とフェイマス(株)を合併したもの。株式はコニカミノルタビジネスエキスパート(株)が68.4%、日本情報産業(株)が15.8%、富士通(株)が15.8%を保有する。本日(4月1日)付けの設立で、代表取締役社長は旧コニカ情報システムズの代表取締役社長の藤本謹三氏が就任する。資本金は1億円。従業員数は約270名。本社所在地は東京都立川市曙町。

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