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国税庁ホームページに167万人がアクセス――ネットレイティングスの2月の月間利用動向調査で

2004年03月26日 23時25分更新

文● 編集部

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ネットレイティングス(株)は26日、2004年2月のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。それによると、確定申告の期間(2月16日~3月15日)を迎えたことで、国税庁ホームページへの訪問者(家庭からのアクセス)が167万人に達し、前年同月比63%増で過去最高となったという。

国税庁ホームページの中でも、必要な数字を入力していけば自動的に申告用の書類が作成できる“所得税の確定申告書作成コーナー”(SSLによるセキュアーサイト)は、全訪問者の46%が実際に利用したという。また、訪問者のうち、50歳代が20%、60歳以上が19%を占め、ウェブ利用者全体の年齢構成に比べて、中高齢者層が高い比率を占めているのが特徴となっているとしている。

同社の代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「確定申告書作成コーナーはオンラインでの申告はできないものの、作成した申告書をカラープリンターで印刷すれば、そのまま税務署への提出書類になる点が評価されています。また国税庁は今年から、一部の地域で専用ソフトを使った国税電子申告・納税システム(e-Tax)を実験的に開始しています。これは、今後本格化される電子申告時代を控え、多くの納税者がオンラインで確定申告書類を作成する習慣の下地となるものとして注目されそうです」とコメントしている。

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