このページの本文へ

ISS、小規模オフィス向けオールインワンアプライアンス『Proventia M30』を発表

2004年03月24日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インターネット セキュリティ システムズ(株)は23日、ファイアーウォール、VPN、不正侵入防御、アンチウイルスの機能を1台に搭載できるオールインワンプロテクションアプライアンス“Provetia(プロベンティア) M”シリーズの第2弾となる『Proventia M30』を発表した。マスターディストリビューター17社と、リセラー156社を通じて4月中旬に販売を開始する。価格は55万円から。

『Proventia M30』は、2月に発表した200ユーザーから500ユーザー向けの『Proventia M50』より、規模の小さい50ユーザーから250ユーザーのオフィス向けに最適化した製品。最大ユーザー数は500、ファイアーウォールのステートフルスループットは200Mbps。ネットワークインターフェース10/100BASE-TX×3。M50と異なり、冗長ドライブや冗長電力供給には対応していない。本体は1Uラックマウントサイズで、重量は5.5kg。設定や管理はウェブブラウザーを利用して行なえ、同社の統合管理ソフト『SiteProtector』からの管理には夏ごろに対応する予定という。

同社は併せて、インライン型不正侵入防御アプライアンス“Proventia G”シリーズを利用し、SLA(Service Level Agreement)により、不正アクセスやワームなどの攻撃に対する防御を保証する新サービス“マネージド プロテクション サービス”(MPS)を開始すると発表した。4月1日から同社のMSS(マネージト セキュリティ サービス)パートナー経由で販売する。MPSは、同社が定義する“X-Force Certified Attack List(X-Force認定攻撃リスト)”に該当する脅威からの防御、対応時間、対策の提言など11項目を具体的数値で保証し、SLAに違反した場合は、顧客企業に対してサービス料金の返金を行なうサービス。料金は1デバイスあたり月額24万円程度から(セットアップ費用などは別途必要)。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン