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“BIOS救急箱”も付属――次世代Xeon対応マザー「DH800」販売開始!

2004年03月24日 20時52分更新

文● 水野

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「DH800」 “HanceRapids”
「DH800」South Bridge“HanceRapids”
64bit/66MHz PCI-Xスロット2 次世代Xeon用
64bit/66MHz PCI-Xスロット2基を装備次世代Xeon用取り付け金具

 次世代Xeonに対応するというIwill製デュアルXeonマザーボード「DH800」の販売がはじまった。

 チップセットはNorth Bridgeが“i875P”、South Bridgeが“HanceRapids”。依然としてインテルは“i875P”がXeon(Socket604)デュアルプロセッサに対応するとはうたっておらず、“インテル規格外”の扱いとなる。仕様は拡張スロットがAGP×1、64bit/66MHz PCI-X×2、32bit/33MHz PCI×2、DDR DIMM×4。2ポートのSerial ATAインターフェイスとCSA接続のギガビットイーサを搭載。なお、North Bridgeが“i875P”ということで、North-South間の接続は転送速度266MB/sの“Intel Hub Architecture”となる。
 またこれまでのXeonマザーと比べると、CPUソケット周囲のクーラー取り付け穴がひと回り大きなものに変わっている。パッケージにはマザー裏に取り付けるクーラー固定用の金具が2種類同梱されており、現行Xeonの場合は大きな金属板形式のものを、次世代Xeonの場合はバネで固定する小型のものを使用するようになっているようだ。マニュアルにはこの金具の解説の部分に次世代Xeonを示すと思われる“FSB800のCPU”という表記も見える。



マニュアルより “BIOS救急箱”
マニュアルより。FSB800MHzという表記が予備BIOSとROM引き抜き工具のセット“BIOS救急箱”

 なお、現在流通している製品には500台限定で予備BIOSとROM引き抜き工具のセット“BIOS救急箱”が付属。価格はTSUKUMO eX.で3万9799円、T-ZONE.PC DIY SHOP、USER'S SIDE本店、高速電脳、ぷらっとホームで3万9800円、ZOA 秋葉原本店で4万800円。このうちZOA 秋葉原本店では予約分で完売となっているが、次回入荷(今週末予定)分の予約を引き続き受付中だ。



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