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富士通と三菱電機、FOMA端末の開発協業を検討――Symbian OSを採用

2004年03月24日 19時03分更新

文● 編集部

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富士通(株)と三菱電機(株)は24日、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ向けFOMA端末の開発において、“Symbian OS”をベースとする共同開発を視野に入れた開発協業の検討を開始したと発表した。これは、開発速度を上げ、競争力のある製品を早期に市場投入するために検討を行なうもので、今後の具体的な検討スケジュールや検討内容を詰めていくとしている。

ちなみに、Symbian OSは、英シンビアン社の携帯情報機器向けOS。同社は携帯情報機器(PDA)メーカーの英サイオン(Psion)社の子会社だが、現地時間の23日にサイオンがシンビアンの株式をフィンランドのノキア社に売却することで合意したことにより、ノキアの子会社となる予定。Symbian OSは、全世界の携帯電話機の85%以上が採用しているという。

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