このページの本文へ

VIA製キューブ型ベアボーンが発売! なんと12cm角ファンを搭載!!

2004年03月20日 23時31分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
CUBE CL10000 ACベアボーンキット
製品名「CUBE CL10000 ACベアボーンキット」という、なんともストレートなネーミング

 今週、約1年ぶりとなるCPUの新製品「C3-1.2AGHz」を発売したVIAだが、本日OVERTOPに「C3-1.0AGHz」がオンボードの「EPIA CL-10000」採用のキューブ型ベアボーンが登場した。なんとキューブ型ケースでありながら、標準で12cm角のファンを搭載するというユニークな製品だ。



側面 フタ
キューブ型ケースでありながら、側面には標準で12cm角のファンを搭載するまるで、お重のフタでも開けるように天板が外せる
内部 C3-1.0AGHz
中には17cm×17cmのMini-ITXマザー「VIA EPIA CL-10000」が収められているNehemiahコアの「C3-1.0AGHz」がオンボード
HDD ライザー
HDDは、3.5インチタイプが使用可能。12cm角ファンとは反対側の側面に付ける仕組みPCIスロットはライザーを使用して使う

 製品名が「CUBE CL10000 ACベアボーンキット」という、なんともストレートなネーミングのこの製品。販売元は、VIA系マザーやPowerleap製品を取り扱うデザインテクニカという会社だ。
 真っ白に塗装されたキューブ型ケースのサイズは23(W)×23(D)×14(H)cmとなり、真上から見るとちょうど正方形。通常キューブ型ケースといえば、天板とサイドが一体となった筐体を使用することが多いが、この製品では写真のように天板だけ取り外しが可能だ。
 まるで、お重のフタでも開けるように天板を外し内部を覗きこんでみると、中には17cm×17cmのMini-ITXマザー「VIA EPIA CL-10000」が収められている。オンボードのCPU「C3-1.0AGHz(“Nehemiah”コア)」はヒートシンクが装着されていない剥き出しの状態で、ユーザーが付属のヒートシンクを取り付けて使用することになる。CPUのすぐ横には巨大な12cm角ファンが取り付けられており、搭載するファンはこの一基のみとなっている。電源も付属の80W出力のACアダプタを使う仕組みだ。搭載可能なドライブにデスクトップ向けの5インチサイズの光学ドライブや、3.5インチのHDD(1基)が使える点もうれしい。



デュアルイーサ ファンコン
10/100Base-Tイーサネットを2つ装備するデュアルイーサとなるのも特徴的なぜかファンコンも付属

 採用マザー「VIA EPIA CL-10000」の主な仕様は、チップセットが“CLE266+VT8235”、DDR DIMM×1(PC2100 DDR266を1GBまで)、PCI×1(ライザーカードを使用)となり、オンボードインターフェイスにはVGA、サウンドのほか10/100Base-Tイーサネットを2つ装備するデュアルイーサとなるのも特徴的だ。
 価格は3万9800円。CPUがオンボードであるため、余っているメモリやHDD、光学ドライブがあればすぐにでも動作可能だ。もちろん別途購入しても、かなり安価に1台のPCを完成させることが可能だろう。



【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ