松下電器産業、“LUMIXシリーズ”のシューティングコーナー。桜と着崩した着物のモデルが春らしさを演出していた |
ちょうど“フォトエキスポ 2004”の初日にあたる、本日(19日)に発売のフルマニュアルデジタルカメラ『DMC-LC1』を始め、“LUMIX(ルミックス)シリーズ”を積極展開している松下電器産業(株)。ここには、ひっそりと3色のコンパクトデジタルカメラが参考出展されている。
当日発売開始されたDMC-LC1には、来場者も大いに関心を寄せていた |
ナゾの参考出展カメラ。型番だけは『DMC-LC70』と判明したが…… |
シルバー、ピンク、メタリックブルーと、いかにも春らしいカラーリングのコンパクトモデルで、発売はまもなくか? と思わせるが、説明員に聞いたところ「400万画素CCDと光学3倍ズームレンズ搭載以外は、まったく未公開です」とのこと。ただし、展示してある機材から機種名(型番)は、『DMC-LC70』であることがわかる。この型番から『DMC-LC33』『DMC-LC43』の流れをくむ新製品だと推測される。発売日や価格などの詳細は未定。
DMC-LC70のシルバーモデル | DMC-LC70のブルーモデル | DMC-LC70のピンクモデル |
また、1月下旬に発表、4月1日発売予定の新型乾電池“オキシライド乾電池”について、同社ではロボットアームを使った面白い実験を披露していた。上下に動くアームが同じ乾電池駆動のデジタルカメラ(DMC-LC43と思われる)を同じペースで撮影し続け、最終的に撮れた枚数と連続駆動時間を上部に表示するというもの。あいにく、取材に訪れたときには実験開始後1時間程度しか経過しておらず、会場にいた係員も「アルカリ電池が意外と健闘してるので、あと1時間くらいかかりますよ」と苦笑いしていた。
オキシライド乾電池 vs. アルカリ乾電池のテスト風景。ちなみに、同社の乾電池のテストでは、こうしたテストは行なっていないという |