(株)アイフォーは19日、2次元コードの“QR(Quick Responce)コード”の印刷機能と、対応用紙の自動アップデート機能を搭載したラベル作成ソフト『ラベル王5 for Windows』を4月23日に発売すると発表した。価格は5800円(税込み)。
同社では、パソコンソフトを「低価格で“安かろう、悪かろう”という印象を持たれるよりも、自社の持てる技術・ノウハウを結集し、さらに新機能を搭載することで、顧客価値を最大化」するとともに「お値打ちな」価格で提供するという“価値最大化計画”を立てたとしており、『ラベル王5 for Windows(ラベルオウファイブ フォー ウインドウズ)』はその第1弾となる製品。従来製品の“CDラベル王”“DVDラベル王”“ラベル王”だけでなく、これまでに同社が開発した全ラベルソフトの機能を統合したことで、あらゆる種類のラベル作成が可能になったとしている。
新機能として、QRコードの印刷に対応しており、携帯電話の電話番号やメールアドレス、URLをQRコードでプリントすれば、携帯電話機(NTTドコモの505iS/FOMA 900i以降)で読み取ることができる。また、市販の用紙ほぼすべてに対応しているだけでなく、新しい用紙が発売された場合に用紙データをダウンロードし、追加できる“自動Update”機能を搭載している。
ラベル作成にはウィザード形式を採用し、文字入力欄の新設やレイヤーの構造を整理したことで文字入力や素材編集を行ないやすくしたという。ぼかしやモザイクといった画像編集が必要な場合は画像編集ツールを利用できる。はがき＆住所作成ソフト“筆王”と同じ住所録を作成できる“いつでも住所録 LE”を搭載しており、住所録の共有も可能。写真シールやアイロンプリントを始めとする各種のテンプレートを収録するほか、名刺/メッセージカード/はがき/チケットなどにも利用できるイラスト/写真/背景/フォント(90書体)を収録。新入生向けの名前シール作成用素材“おなまえはんこ”“くみ名イラスト”なども用意されている。また、ラベルに連続した番号を入れる“連番印刷機能”や、14種類に対応した“バーコード印刷機能”も搭載する。カレンダー/ポスターの作成も行なえる(A4分割によりA0に対応)。
そのほか、音楽CD情報のデータベース“CDDB”や、MP3ファイルのID3タグからの情報取得、CD TEXTの読み込みなどにも対応。映像のキャプチャー機能も搭載する。
対応する画像形式は、読み込みがFFF/BMP/JPEG/PCD/PCX/PNG/PSD/TIFF/WMF/ZIM/ZSKなどで、書き出しがFFF/BMP/EPS/JPEG/PNG/PSD/TIFF/PCX/TGAなど。対応OSはWindows XP/Me/98/2000。
