ロジテック(株)は12日、VGA表示の4インチTFT液晶パネルを搭載した保守・検査などのモニタリング業務向け小型液晶ディスプレー『LCM-T042AS』を4月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は5万円程度。
小型液晶ディスプレー『LCM-T042AS』 |
LCM-T042ASは、幅137×奥行き132×高さ39mm(表示部格納時)もしくは幅137×奥行き231×高さ125mm(表示部直立時)/重さ600gの小型軽量液晶ディスプレー。表示解像度は640×480ドット、表示色数は最大26万色。液晶パネルのスペックは、輝度140cd/m2、コントラスト比250:1、応答速度は100ms(立ち上がり+立ち下がり)。ドットピッチは0.126mm。視野角は垂直30度(上20度、下10度)、水平60度(左右各30度)。
本体背面にD-Sub15ピンのアナログRGB入力端子を装備し、水平同期周波数は24k~32kHz、垂直周波数は56~61Hzに対応する。電源はACアダプターを使用し、消費電力は最大6W、省電力モードでは2W以下。
台座部分に対して液晶パネルを前後にチルト(前後傾)、左右にスイベル(回転)が可能。傾斜角は0~180度、回転角は左右30度まで。調整機能は、画像の自動調整(周波数プリセットは7種類)/コントラスト/ブライトネス/水平垂直位置/クロック/フェーズ/色温度(9300K/6500K/5800K)/RGB各カラー調整など。
台座部分には盗難防止用のケンジントンロック穴が用意されているほか、底面には壁掛け用穴(70mmピッチ)とVESA規格対応のアーム取り付け穴(75mmピッチ)を備える。