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トヨタ、人の活動をサポートする“トヨタ・パートナーロボット”の概要を発表

2004年03月11日 23時03分更新

文● 編集部

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トヨタ自動車(株)は11日、開発中の“トヨタ・パートナーロボット”の概要について発表した。これは、今後の日本において、豊かな生活をおくるためには労働力の確保が課題になると予想されることから、トヨタグループの持つ自動車の開発/生産技術を結集し、人の役に立つロボットとして開発するもので、人のような身軽さ、柔らかさを持つ“やさしさ”と、器用に道具を使いこなせるなどの“かしこさ”を兼ね備えているという。

適用分野として“アシスタント”“福祉”“製造”“モビリティ”を想定。適用分野により求められる機能が異なることから、多様な“カタチ”(形態)が必要と考えており、現在、“二足歩行型”、“二輪走行型”、“搭乗歩行型”の3タイプを開発している。

二足歩行型 二輪走行型
“二足歩行型”“二輪走行型”

“二足歩行型”は、アシスタント/福祉向けで、人が親しみやすい2足歩行の形態を採用し、手を使って多様な仕事が行なえるのが特徴。高さは1200mm、重量は35kg。“二輪走行型”は、製造/モビリティ向けで、スペースを取らずに高速で移動できる形態を採用、手を使って多様な仕事が行なえるのが特徴。高さは1000mm、重量は35kg。

搭乗歩行型“搭乗歩行型”

“搭乗歩行型”は、福祉/モビリティ向けで、人を載せて自由に移動できる形態を採用し、人が操作する楽しさを追求できるのが特徴。高さは1800mm、重量は75kg。

“トヨタ・パートナーロボット”には、新技術として、繊細な人の唇の動きが可能な“人工唇”と、トランペットを操作して人のように演奏できるロボットハンドによる“楽器演奏技術”、自動車用センサー技術を応用した小型軽量で低コストの高精度姿勢センサーを採用した胴体を安定させる制御技術“走行・歩行制御技術”を開発したという。また、駆動源となるアクチュエーターを胴体付近に配置し、腕や足の動きをワイヤーで制御することで腕や足を軽量化し、素早く動けるようにする“ワイヤー駆動方式”も開発中としている。

同社は、“トヨタ・パートナーロボット”の開発成果を2005年3月から開催される“2005年日本国際博覧会”(愛称:愛・地球博)において、トヨタグループパビリオンのエンターテイメントとして披露するとしており、それをひとつのステップとして、さらに実用性の高い“トヨタ・パートナーロボット”の開発を進めていくという。

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