ASUSTeKの「A7V880」という型番の製品 |
2月12日に発表されたVIAのSocket A対応チップセット“KT880”を搭載したマザーボードのサンプル版が、T-ZONE.PC DIY SHOPで展示されている。製品はASUSTeKの「A7V880」という型番の製品で、今のところ入荷時期や価格は未定となっている。
「A7V880」全体。特別目立ったレイアウトではない | 組み合わされるサウスブリッジは“KT600”と同じ“VT8237” | |
デュアルチャンネルDDR400をサポートするDDR DIMMスロットは4本搭載 | こちらは現行モデルのA7V600 |
“KT880”は現行の“KT600”の後継となるチップセットで、新たにデュアルチャンネルDDR400をサポートするのが特徴だ。もっともデュアルチャンネルDDR400対応のSocket A対応チップセットといえば、すでにNVIDIAの“nForce2 Ultra 400”を搭載した製品が数多く出回っているために、それほど新鮮味はないのが現状だ。
展示中の「A7V880」を見てみると、組み合わされるサウスブリッジは“KT600”と同じSerial ATA RAIDに対応した“VT8237”。注目のDDR DIMMスロットは4本搭載しているのが確認できるが、使用制限など詳細については不明となっている。発売こそNVIDIAに後手をとったが、VIA製Athlon XP用チップセットの最終形態とも呼べる“KT880”の登場を待っているユーザーも多いはず。発売まで、今少しの辛抱となりそうだ。
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