(株)東急文化村、東日本電信電話(株)、西日本電信電話(株)の3社は9日、東京渋谷の“Bunkamura”で公演される演劇などを、NTT東日本/西日本のブロードバンドアクセスサービス“フレッツシリーズ”のユーザー向けに配信する“Bunkamura on フレッツ”を共同で推進していくと発表した。これは、東急文化村が15周年事業として芸術文化発信のさらなるチャレンジを目的に取り組むブロードバンド配信事業。
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| “Bunkamura on フレッツ” |
“Bunkamura on フレッツ”は、東急文化村が、“器”(全体と各施設)と“モノ”(企画を中心とした有形無形のモノ)と“人”(観客および来館者)のトライアングルによる芸術/文化の提供をブロードバンド配信事業によりさらに強固なものにしたいと考えており、一方のNTT東日本/西日本が、芸術性や話題性の高いコンテンツの配信によりブロードバンドのコンテンツ利用文化を形成したいと考えていたことから、“Bunkamura”で公演される演劇などの良質のコンテンツの配信をNTT東西のフレッツユーザー向けに共同で行なうことにしたもの。
配信予定コンテンツは、当初、有料配信コンテンツが、5月からBunkamuraシアターコクーンで公演される『オイディプス王』全編の舞台映像などで、無料配信予定コンテンツが、『オイディプス王』のメイキング、出演者インタビュー、ダイジェスト映像など。以後、Bunkamuraで行なわれる演劇や公演などの作品を有料配信するほか、映像上映施設“ル・シネマ”で上映される映画の監督、出演者のインタビュー映像やコメンテーターによる映画評論、展覧会場“ザ・ミュージアム”のキュレーターである宮澤氏の解説による展示作品の紹介などを無料配信する予定。12日に無料コンテンツの配信を開始し、4月下旬をめどに有料コンテンツの配信を開始する。利用できるアクセス回線は、NTT東日本/西日本のBフレッツとフレッツ・ADSL。配信レートは、500kbps(Windows Media 7以上)、および1Mbps/3Mbps(Windows Media 9シリーズ)。
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