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Intel純正“E7210”マザー登場!

2004年03月05日 20時29分更新

文● 水野

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「SE7210TP1-E」 配置はやや変則的
Intel純正“E7210”マザー「SE7210TP1-E」スロットの位置をはじめ配置はやや変則的

 “Canterwood ES”こと“E7210”チップセットを搭載するIntel純正マザーボード「SE7210TP1-E」が発売された。同チップセットを採用する製品としては先月中旬に発売されたSupermicro製「P4SC8」「P4SCi」に続くものとなる。



“Hance Rapids” デュアルイーサ
“Hance Rapids”こと“6300ESB”イーサネット機能は100base-TXとCSA接続ギガビットイーサのデュアル
バックパネル部 空きパターン
バックパネル部。ATI“RAGE XL”がオンボードであるためD-SubコネクタがあるUltra320 SCSIが搭載されるモデルもあるが未登場

 再度“E7210”の概要を記しておくと、デュアルチャネルDDR、FSB800MHz/PC3200(DDR400)DDR SDRAM、“Hyper-Threading”対応といった“i875P”と同等の機能を持ち、新たにPCI-Xに対応するワークステーション向けチップセットで、“Prescott”コアにも対応。ICHはRAID 0、1をサポートする2ポートのSerial ATAインターフェイスと64bit/66MHz PCI-Xバスをサポートする“Hance Rapids”と呼ばれる“6300ESB”となっている。
 「SE7210TP1-E」を見てみると、64bit/66MHz PCI-Xスロット3本を搭載しているのが特徴。32bit/33MHz PCIスロットは1本のみとなっており、しかも一般的なデスクトップ用マザーではAGPスロットにあたる位置にあるという変則的な配置だ。DIMMスロットは4本で最大メモリ容量4GB。AGPスロットはなく、ATI“RAGE XL”グラフィックチップがオンボード(VRAM8MB)。イーサネット機能は100base-TXとCSA接続によるギガビットイーサのデュアル。バックパネル部のインターフェイスはUSB2.0×3、D-Sub、シリアル、イーサネット×2、マウス/キーボードという構成。なおAdaptec製1チャンネルUltra320 SCSI/0チャンネルRAIDコントローラ“AIC7901”を搭載するモデルもあるようだが、今回登場した「SE7210TP1-E」では空きパターンとなっている。価格はUSER'S SIDE本店で2万2800円。



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