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三菱マテリアル、仮想LAN構築システム『SoftEther』を利用したソリューションシステムを製品化

2004年03月01日 21時31分更新

文● 編集部

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三菱マテリアル(株)は1日、仮想LAN構築システム『SoftEther』の開発者である登大遊氏と、『SoftEther』の販売と製品化に関する独占契約を締結したと発表した。今後、『SoftEther』のセキュリティーと運用管理機能を強化した製品版『SoftEther CA』を開発し、8月に販売を開始するほか、『SoftEther CA』を利用したソリューションとしてICタグによる次世代SCMソリューション“M2S dataTube”を開発する予定。併せて、設計/製造の各分野のパートナーを募り、ビジネス展開を図るとしている。

『SoftEther』は、独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)の公募事業である『平成15年度未踏ソフトウェア創造事業「未踏ユース」』の支援を受けたプロジェクト“イーサネットのソフトウェア実装とトンネリングシステムの開発”の成果物。LANカードとHubをソフトウェア的にエミュレートすることで仮想ネットワークを構築し、既存のネットワークの制限(ファイアーウォール/NAT/プロキシー)をほとんど受けずに通信できるようにするのが特徴。

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