「K8V Deluxe」の廉価モデルとなる「K8V」 |
Athlon 64対応マザーボードの中でも売れ筋の製品といえばASUSTeK「K8V Deluxe」。その廉価モデルとなる「K8V」が本日発売された。型番から“Deluxe”の名が抜けたとはいえ、オンボードインターフェイスはそれなりに充実したものとなっている。
主な変更点は4つ。(1)ギガビットコントローラが3Com製からMarvelへ(2)ATA 133+Serial ATA RAIDコントローラがPromise“PDC20378”から“PDC20376”へ(3)IEEE1394が省略(4)無線LANカードスロット「WiFi slot」が省略 |
目立った変更点は以下の4つだ。まずギガビットイーサネットコントローラが3Com製“3C940”からMarvel製“88E8001”に、ATA 133+Serial ATA RAIDをサポートするPromise製“PDC20378(RAID 0/1/0+1)”が“PDC20376(RAID 0/1)”に、そしてIEEE1394と同社独自の無線LANカードスロット「WiFi slot」が省略されている。
搭載するチップセットが“K8T800+VT8237”である点や拡張スロットの構成などに変更点はなく、スペック的にもそれほど「K8V Deluxe」に見劣りするものではない。Athlon 64環境下において、人気のASUSTeKブランドのマザーの選択肢が増えたのはうれしいところだろう。価格はドスパラ秋葉原2号店 Prime館で1万5980円、OVERTOPで1万6477円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万6480円、TSUKUMO eX.で1万6799円となっている。