Gigabyteから“GeForce FX5950 Ultra”のコアクロックを520MHzにオーバークロックしたというビデオカード「GV-N595U-GT」が発売された。RADEONシリーズでは時折見かけるオーバークロック仕様の製品だが、GeForceシリーズのチップを採用しながら高クロックをうたう製品はめずらしい。
“GeForce FX5950 Ultra”の本来のコアクロックは475MHz。今回の製品のコアクロックは520MHzということなので、約10%ほど強化されたモデルとなる。ちなみに、メモリクロックは950MHzのままで、こちらは従来の仕様と変わりはない。
カード本体は、すでに発売中の「GV-N595U256V」と同じリファレンスに近い2スロット仕様の製品だ。ただし、巨大な冷却機構を覆うプラスチック製のカバーには“GIGABYTE GT”という文字が入れられており、従来もモデルと区別されているのがわかる。そのほかパッケージにも“Ultra Performance 2004 GT Edition”などといった表記を入れるなど、オーバークロックモデルを強調したものとなっている。搭載メモリはDDR256MBで、インターフェイスはVGA、DVI、TV-In/Out。通常付属するケーブル類のほかVIVO用のアダプターも同梱されている。価格はフェイスで5万2770円、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.で5万4799円、アークとT-ZONE.PC DIY SHOPで5万4800円となっている。
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