(株)ナップデジタルコミュニケーションズは25日、ウェブ上のコンテンツをデスクトップ上で閲覧できるようにするデスクトップツールバー『Locmagデスクバー』のベータ版の提供を開始した。Locmagデスクバーは、Windowsのデスクトップに常駐し、Internet Explorerを起動しなくても、ニュースなど同社が提携しているコンテンツプロバイダーから提供される情報の閲覧や、ウェブの検索が可能。Locmagデスクバーに表示されるコンテンツはテキスト/静止画/動画で、コンテンツによってはテロップ形式のニュース記事のタイトルやキャラクターの動画などをクリックすることで、Internet Explorerが起動され、より詳しい情報ページや商品購入ページなどが表示されるようになっている。Locmagデスクバーは、2002年3月にリリースされたInternet Explorer用のツールバー『Locmagツールバー』の姉妹製品で、米マイクロソフト社が公開しているInternet Explorerのプラグインツール用コンポーネント“バンドオブジェクト”技術を採用しているという。
25日現在、Locmagデスクバーを通じて情報を閲覧できるコンテンツは、(株)J-WAVEの“J-WAVE”、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)の“テレビ王国”、壁紙ドットコム(株)の“壁紙ドットコム”、(株)アスキーの“ASCII24”など約20。Locmagデスクバーは、同社のウェブサイトから無償でダウンロードが可能で、対応するOSはWindows 98/Me/2000/XPで、ウェブブラウザーはInternet Explorer 5.5以降。
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| LocmagデスクバーでASCII24を表示したところ。記事の内容が右から左にテロップのように流れ、それをクリックするとInternet Explorerが起動し、記事のページが読める |
なお、今年春には正式版のリリースが予定されており、同社はコンテンツ提供企業からの月額掲載料、アフィリエートによる広告、システム販売等の収入を見込んでいるという。
