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FSB533MHzの“Prescott”? Pentium 4-2.40AGHzが明日登場

2004年02月25日 22時24分更新

文● 増田

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Pentium 4-2.40AGHz
明日入荷予定の“Prescott”コアを搭載したFSB533MHz版CPU「Pentium 4-2.40AGHz」

 “Prescott”コアを搭載したFSB533MHz版Pentium 4という変わったCPUが明日から販売されるようだ。現在T-ZONE.PC DIY SHOPでは、明日26日の入荷を知らせるポップが貼られているほか、他の複数ショップでも同じく明日入荷するという。



ポップ
明日からは今まで販売のできなかった大手のPCパーツショップをはじめとして、ほとんどのショップで販売開始される

 入荷予定となっているのはPentium 4-2.40AGHz。入荷予定のショップによれば国内正規代理店経由のリテールパッケージの製品とのことで、国内代理店からは“Prescott”コアとアナウンスされているという。
 ご存知の通り、先日デビューした“Prescott”コア搭載のPentium 4は周波数の後に“E”の文字が付けられている。同社のCPUは“A”や“B”“C”といった文字をクロック数の後に付けることで同周波数のモデルを区別しており、同社サイトの製品情報によると、2.40GHzのPentium 4はFSB別にPentium 4-2.40GHz(FSB400)、Pentium 4-2.40BGHz(FSB533)、Pentium 4-2.40CGHz(FSB800)の3製品がラインナップされている。しかしPentium 4-2.40AGHzなるCPUは掲載されていない。
 入荷を予定している各ショップも「明日製品が入って来るまでは正式な仕様は不明」とのこと。さらに「Hyper-Threadingには対応していないらしい」と話すショップもあるが、どちらにせよ明日の発売まではわからない状況だ。価格は写真を見てもらえばお分かりのように、1万5800円(T-ZONE.PC DIY SHOP)程度となりそう。“Prescott”コアを搭載したPentium 4としては、最安クラスのCPUとなるのは間違いない。
 なお明日にはPentium 4-2.40AGHzとともに、同じく国内正規代理店ルートのPentium 4-2.80EGHzリテールパッケージも出回る予定で、国内正規代理店ルートの製品が流通するのはこれが始めてとなる(先週発売されたPentium 4-2.80EGHzは並行輸入品)。これにより、今まで販売のできなかった大手のPCパーツショップをはじめとして、ほとんどのショップで“Prescott”の取り扱いが開始されることになるだろう。



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