L3キャッシュ2MB搭載のXeon-3.2GHzがフライングで登場！

L3キャッシュに2MBを搭載するというXeon-3.2GHz(FSB533MHz)		フライングでの登場ということになる
パッケージ横の仕様やS-Specなどが記載されたシール		仕様から判断するに、FSB533MHz版“Xeon”としては最強のモデルといえそうだ

　L3キャッシュに2MBを搭載するというXeon-3.2GHz(FSB533MHz)の販売が突如スタートした。18日現在、Intelからの発表は行われておらず、フライングでの登場ということになる。販売しているのはT-ZONE.PC DIY SHOPで、価格は12万4800円となっている。

　従来のSocket 604に対応したFSB533MHz版“Xeon”は、L3キャッシュ1MB搭載の「Xeon-3.2GHz」と「Xeon-3.06GHz」、さらにキャッシュ512KBの「Xeon-3.06GHz」、「Xeon-2.8GHz」、「Xeon-2.66GHz」、「Xeon-2.4GHz」、「Xeon-2GHz」の計7種類がラインナップされていた。よって、今回登場したL3キャッシュ2MB搭載の 「Xeon-3.2GHz」は、シリーズ最高の周波数とキャッシュ容量を持つ製品ということになる。
　現状で未発表CPUとなるために詳細は不明だが、パッケージ正面に貼られた周波数を記載したシールには、“533MHz System Bus 2MB L3Cache”と書かれているほか、横のシールにもコア電圧1.525Vなどといった文字が確認できる。同店が掲げるポップにもあるように、FSB533MHz版“Xeon”としては最強のモデルといえそうだ。ちなみに、販売は2個セットが条件となっている。

• Intel

【関連記事】

【取材協力】

• T-ZONE.