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オリンパス、デジタル一眼レフ“オリンパス E-システム”用交換レンズ『ズイコーデジタルED150mm F2.0』を発売

2004年02月16日 19時55分更新

文● 編集部

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オリンパス(株)は16日、“フォーサーズシステム(Four Thirds System)規格”を採用したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラシステム“オリンパスE-システム”用の交換レンズ『ズイコーデジタル(ZUIKO DIGITAL) ED150mm(300mm) F2.0』を夏に発売する予定と発表した。価格は未定。

『ZUIKO DIGITAL ED150mm F2.0』
『ZUIKO DIGITAL ED150mm F2.0』

『ZUIKO DIGITAL ED150mm(300mm) F2.0』は、販売中の『ズイコーデジタル ED300mm(600mm) F2.8』に続いて発売する大口径望遠レンズの第2弾。焦点距離が150mm(35mmカメラ換算で300mm相当)の望遠レンズで、F2.0と明るいうえ、フォーサーズシステム規格による小型軽量化が図られているのが特徴。EDレンズを1枚と、蛍石に近い色分散特性を持った“スーパーEDレンズ”を1枚採用し、通常の光学ガラスでは補正しきれない色収差を抑えたほか、広範囲の波長域で反射を抑えられる新開発のマルチコートを施したという。レンズ構成は9群11枚で、絞り羽根は9枚。最小口径比はF22。新開発のフローティング機構を採用しており、1.2mまでの近接撮影が行なえる。画角は8.2度。そのほか、あらかじめ遠距離領域か近距離領域のどちらかにフォーカス範囲を限定してオートフォーカスを高速化する“フォーカスリミットスイッチ”と、被写体との間に不要な被写体が入り込んだ場合にオートフォーカスの処理を中断できる“フォーカスストップボタン”なども搭載する。

オリンパス E-システムに装着した様子
デジタルカメラボディー『E-1』に装着した様子

本体サイズは直径100×奥行き146mm、重量は1350g。三脚座付きで、各部には防滴/防塵のためのシーリングも施されている。フィルターサイズは82mm。製品には、レンズフード、レンズキャップ、レンズケースが付属する。同社では、望遠レンズ独特の遠近感の圧縮効果や、シャープで抜けの良い描写性能、美しいボケ味などにより、ポートレートやスポーツシーン、野生動物の撮影などに利用できるプロ仕様の大口径望遠レンズとして販売するとしている。

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