このページの本文へ

Realtek製8chオーディオチップ“ALC850”搭載マザーが発売!

2004年02月14日 00時00分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
ALC850
ealtek製8チャンネルオーディオAC'97codecチップ“ALC850”

 Gigabyteから、Realtek製8チャンネルオーディオAC'97codecチップ“ALC850”を搭載する初のマザーボードが登場した。発売されたのは、チップセットに“i865PE”を搭載する「GA-8IPE1000-G」と“i865G”を搭載する「GA-8IG1000 Pro-G」の2製品だ。



マニュアル オンボードサウンド
マニュアルには8チャンネルオーディオについての記述がる“ALC850”がマザーボードのオンボードサウンドチップとして採用されるのは、今回が初めて

 “ALC850”は、マザーボードのオンボードサウンドチップでおなじみのRealtek製の製品で、新たに8チャンネルに対応したのが特徴の製品だ。従来の6チャンネル対応のチップは、“ALC650”を筆頭に“ALC655”や“ALC658”といった製品がラインナップされていたが、今回登場した“ALC850”がマザーボードのオンボードサウンドチップとして採用されるのは、今回が初めてとなる。
 ただし、今回発売された2モデルのマザーにはどちらも8チャンネル出力用コネクタは同梱されていない。付属のマニュアルには8チャンネルオーディオについての記述や、8チャンネル出力用コネクタの写真は確認できるものの、販売しているショップでは今のところ入荷の予定はないという。残念ながら、現状で“ALC850”のパフォーマンスをフルに引き出すことはできないなようだ。ちなみに、8チャンネル対応のサウンドチップを搭載したマザーとしては“ENVY24PT”を採用した製品がいくつか発売されている。



「GA-8IPE1000-G」 ギガビット
写真は“i865PE”搭載の「GA-8IPE1000-G」“i865G”搭載の「GA-8IG1000 Pro-G」どちらもサウスブリッジに“ICH5”を採用した“Prescott”対応の製品で、Marvellチップによるギガビットイーサネットを搭載する

 サウンド機能以外のその他の仕様は、どちらもサウスブリッジに“ICH5”を採用した“Prescott”対応の製品。「GA-8IPE1000-G」は、Marvell製チップによるギガビットイーサネットを搭載する標準的な構成の“i865PE”搭載のATXマザーで、一方の「GA-8IG1000 Pro-G」はギガビットイーサネットのほかIEEE1394も搭載する“i865G”搭載ATXマザーの上位モデルとなる。


価格 ショップ
Gigabyte
「GA-8IPE1000-G」(i865PE)
\11,470 クレバリー1号店
\11,480 ZOA秋葉原本店
\11,499 TSUKUMO eX.
\11,500 スーパーコム
\11,800 アーク
\11,800 T-ZONE.PC DIY SHOP
\11,800 USER'S SIDE本店
Gigabyte
「GA-8IG1000 Pro-G」(i865G)
\13,770 クレバリー1号店
\13,979 TSUKUMO eX.
\13,980 ZOA秋葉原本店
\14,200 スーパーコム
\14,380 T-ZONE.PC DIY SHOP
\14,400 アーク
\14,400 USER'S SIDE本店
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ