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キヤノン、“PowerShot”と“IXY DIGITAL”の新製品7モデルを発表──800万画素のフラグシップモデル『PowerShot Pro1』など

2004年02月13日 00時00分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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『IXY DIGITAL 500』 『IXY DIGITAL 450』
『IXY DIGITAL 500』『IXY DIGITAL 450』

『IXY DIGITAL 500』『同 450』は、それぞれ『IXY DIGITAL 400』『同 300』の後継モデル。撮像素子に1/1.8インチの有効500万(総530万)画素(500)、もしくは有効400万(総410万)画素(450)CCDを採用し、焦点距離が7.4~22.2mm/F2.8~4.9の光学3倍ズームレンズ(35mmフィルムカメラ換算時:36~108mm相当、F2.8~4.9)を搭載したコンパクトデジタルカメラ。新たに、AF時に撮影画面を固定して測距することで、AFの速度がノーマル時と比較して約40%速くなったという“クイック撮影機能”を搭載した。連写撮影機能も強化され、毎秒2.2枚で連続14枚(450は毎秒2.5枚で連続5枚)の記録が可能。本体は、ステンレス特有の素材感を損なわずに表面硬度を高める独自の表面処理技術を施した“スーパーハード・セラブライト・フィニッシュ”筐体を採用した。また、A75と同等の“イージーダイレクトボタン”“ムービープリント”“IDフォトプリント”などの機能を搭載する。

静止画像の記録解像度は最大2592×1944ドット(450は2272×1704ドット)。動画撮影機能は最大640×480ドット/毎秒10フレーム/連続約30秒の音声付き(Motion JPEG圧縮のAVI形式)。バッテリーは専用リチウムイオン充電池『NB-1LH』を使用する。撮影可能枚数は、液晶オン時で約190枚、液晶オフ時で約440枚、再生時間は約140分(450も同等、同社調べ)。記録メディアはCFメモリーカード(Type I)。USB 1.1ポートを装備し、“カメラダイレクト機能”(対応プリンターはPro1と同等)と、ダイレクトプリントの統一規格の“PictBridge”に対応する。

本体サイズと重量は両機種とも同じで、幅87.0×奥行き27.8×高さ57.0mm/重量は約185g(本体のみ)。液晶ディスプレーは1.5インチ低温ポリシリコンタイプ(約11万8000画素)。編集部による予想販売価格は500が5万円前後、450が4万5000円前後。

“シルバーホワイト・フィニッシュ”の筐体を採用した“IXY DIGITAL 30a”

『IXY DIGITAL 30a』『IXY DIGITAL 30a』

『IXY DIGITAL 30a』は、『IXY DIGITAL 30』の後継モデルで、撮像素子に1/2.7インチの有効320万(総330万)画素CCDを採用し、焦点距離が5.4~10.8mm/F2.8~3.9の光学2倍ズームレンズ(DIME SIZE LENS)(35mmフィルムカメラ換算時:35~70mm相当、F2.8~3.9)を搭載したエントリーユーザー向けコンパクトデジタルカメラ。高級感にこだわりステンレスの上に銀(Ag)の薄膜を塗布し、その上にクリアーコートすることで、ほかの金属では実現できない白さを表現したという“シルバーホワイト・フィニッシュ”を採用している。また、起動画面/シャッター音/セルフタイマー音などを好みの画像や音に変更できる“マイカメラ機能”や、A75と同等の“クイック撮影機能”“イージーダイレクトボタン”“ムービープリント”“IDフォトプリント”などの機能を搭載する。

静止画像の記録解像度は最大2048×1536ドット。動画撮影機能は最大640×480ドット/毎秒15フレーム/連続約30秒の音声付き(Motion JPEG圧縮のAVI形式)。バッテリーは専用リチウムイオン充電池『NB-3L』を使用する。撮影可能枚数は、液晶オン時に約210枚/液晶オフ時で約550枚、再生時間は約180分(同社調べ)。記録メディアはSDメモリーカード(MMCは未保証)。USB 1.1ポートを装備し、“カメラダイレクト機能”(対応プリンターはPro1と同等)と、ダイレクトプリントの統一規格の“PictBridge”に対応する。

本体サイズは幅85.0×奥行き23.9×高さ56.0mm、重量は約165g(本体のみ)。液晶ディスプレーは1.5インチ低温ポリシリコンタイプ(約11万8000画素)。編集部による予想販売価格は3万5000円前後。

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