このページの本文へ

アライドテレシス、ブロードバンドルーター内蔵のVoIPゲートウェイ『CentreCOM RG613TX』を発売

2004年02月09日 22時23分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

アライドテレシス(株)は9日、家庭内に設置し、データサービスやIP電話サービスを提供する“レジデンシャル・VoIPゲートウェイ”として、ブロードバンドルーターを内蔵したVoIPゲートウェイ装置『CentreCOM RG613TX』の受注を6日に開始したと発表した。受注生産となり、価格は3万4800円。

『CentreCOM RG613TX』『CentreCOM RG613TX』

『CentreCOM RG613TX』は、WANポート(10/100BASE-TX×1、Auto MDI/MDI-X)、スイッチ機能を持つLANポート(10/100BASE-TX×3、Auto MDI/MDI-X)を装備したVoIPゲートウェイ装置。QoS(IEEE 802.1p/IP TOS)やタグVLAN(IEEE 802.1q)をサポートし、ブロードバンドルーターの機能を搭載する。セキュリティー機能は、パケットフィルタリングやステートフルパケットインスペクション(SPI)によるファイアーウォールにも対応する予定で、NATやPPPoEもサポートするとしている。

呼制御プロトコルは“SIP”に対応しており(H.323は対応予定)、アナログ公衆回線接続ポート(LINE×1)と、電話機接続ポート(TEL×2)を搭載する。アナログポートにはそれぞれ音声コーデックG.711/G.726/G729abを設定可能。RegistrarとProxyの2台のSIPサーバーを設定できる“SIPリダンダント機能”や、本体側にユーザーを登録することでSIPサーバーがない環境でも該当する機器へ発呼できる“VoIPアドレステーブル機能”を搭載する。停電などにより機器への給電が停止した際にすべての電話サービスを公衆回線側に自動で迂回させる“ライフライン機能”も搭載する。T.38によるG3ファクスや、ナンバーディスプレイにも対応する。

本体サイズは幅200×奥行き150×高さ48mm、重量は約570g。電源はAC100Vで、消費電力は最大11W(平均7.8W)。縦置きスタンドと壁掛けブラケットが付属する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン