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パソコン検定協会と一太郎検定協会、P検と一太郎検定試験を統合

2004年02月09日 19時39分更新

文● 編集部

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パソコン検定協会と一太郎検定協会は9日、両協会が主催する検定試験を4月から“P検2004”に統合することを決定したと発表した。これにより、P検の受験時に“ワープロ”のカテゴリーで“一太郎”を選択して、試験結果が両協会が定める基準以上であれば、P検と一太郎検定に同時に合格することになる。合格認定証はP検合格証書と一太郎検定合格証書の両方が発行される。

パソコン検定試験(P検)は、パソコンに関する知識や操作能力を総合的/客観的に判断して級別認定を行なう検定試験。一太郎検定は、一太郎を使う能力を客観的に評価し、証明する検定試験で、(株)ジャストシステムが設立した一太郎検定協会が認定する。今回の統合は、P検のアプリケーションソフト活用分野の試験が、デファクトとなっているソフトとそのバージョンを選択できるようになっており、操作実技まで具体的に出題されるのが特徴。そのため、アプリケーション開発メーカーが実施するベンダー資格試験としても流用できることから、両検定試験を統合するもの。これにより、P検の“試験会場”を利用することによる一太郎検定受験者の利便性向上、P検の認知拡大、一太郎検定合格者の総合的なITスキルの向上、などが図れるとしている。

なお、主催はそれぞれの試験を両協会がそのまま継続し、試験実施はパソコン検定試験運営事務局が運営する。

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