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JALグループ、6月からの新サービス“クラス J”を発表!矢田亜希子がゲストで登場!

2004年02月03日 20時01分更新

文● 編集部 小板謙次

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JALグループは3日、6月1日から開始する国内線の新サービスについて都内で説明会を開催した。このサービスは“クラスJ”と名づけられた新シートの導入で、現在国内線に導入されている“スーパーシート”に代わるもの。人間工学に基づくリクライニング方式を採用し、前後の座席幅が平均97cm、シート幅が平均47cm、肘掛幅が平均18cmで、普通席と比べると座席幅が16cm、シート幅3cm、肘掛幅12cm広くなっている(座席位置によってサイズが異なる)。ちなみに“スーパーシート”のサイズは座席幅99~102cm、シート幅47~52cm、肘掛幅15~25cmとなっている(平均値は公開されていない)。広報部によると「スーパーシートは3200~4200円のプラス料金で提供していたが、国内線に関してはもっと安い値段、利用の気軽さが求められている」と判断し導入に踏みきったとのこと。料金は普通運賃に1000円プラスした価格になる。受付開始は4月5日から。

JALグループCEOの兼子勲氏
JALグループCEOの兼子勲氏。「新しいサービスはJALとJASが統合して新生JALグループの誕生を象徴している。日本の航空サービスを支える中心となる企業決意を現わす意味で“クラスJ”とネーミングした」
国内旅客事業マーケティング企画室部長の平田邦夫氏
国内旅客事業マーケティング企画室部長の平田邦夫氏。「手軽な料金で少し余裕がある席を多くのお客さんにご利用いただきたい。国内線は国際線と違ってフライトタイムは1時間から2時間くらい。したがって国内線に求められるサービスは国際線とは違ったものだと思っている。毎週のようにビジネスでお出かけのお客様には、忙しい時間からちょっとくつろげるような空間、家族や友人と旅行の際にはちょっとしたご褒美として使っていただきたい」

なお、“クラスJ”の導入に伴い、“スーパーシート”の専用カウンター、軽食提供、機内上着預かり、手荷物優先返却などのサービスは5月31日で廃止になる。現在、インターネットや携帯電話からの申し込みは普通席とスーパーシートに分かれているが、こちらも普通席と“クラスJ”の予約に切り変わる予定だ。国内線の個人客利用に限って言えば、現在のインターネット予約購入(携帯電話を含む)は全体の35%程度。同社では、2005年までにこの割合を50%までもっていきたいとしている。

新シート“クラスJ”はボーイングなどに導入 人間工学に基づいた新シート
新シート“クラスJ”はボーイング747-400に80席、B777に62席、B767に30席、A300-600Rに34席設置される。従来のスーパーシートのサービスはすべて廃止されるが、ソフトドリンクに加えハーブティーを用意。10月31日まではキャンペーンとして1人1缶のオリジナルデザイン缶ビール、ホテル日航東京の茶菓子が用意(無料)される人間工学に基づいた新シート。シートバック、ボトム、レッグレストが座席をリクライニングさせたときに連動して動く。これにより腰への負担が分散されるという
矢田亜希子

説明会後半には同グループの“バースデー割引”のCMにも登場していた女優の矢田亜希子さんが登場した。舞台に設置されていた新シートに座るなり「オーっ」声をあげた矢田さんは、「背中だけかと思っていたのに全体的に動いて包み込まれるような感じ」と新シートについて感想をもらした。また、最近はマッサージに凝っており、マッサージチェアも自宅にあるというとのことで、連動して動くレッグレストが気に入ったようだった。



女優の矢田亜希子 旅の思い出について質問されると「最近仕事で富良野へ行ってきました。空気がよくて気持ちよかった。あとは3年前に九州で川下りをしたのが印象に残ってます」
女優の矢田亜希子さん。「足がむくみやすいので、これくらいの高さが上がってくれるとうれしいです」と座り心地に満足のようす。「背中が倒れるだけかと思ってたのに包み込まれるような感じ」とコメント旅の思い出について質問されると「最近仕事で富良野へ行ってきました。空気がよくて気持ちよかった。あとは3年前に九州で川下りをしたのが印象に残ってます」

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