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ヒートパイプ+ブロアーファンの光るCPUクーラーが近々登場!なんとGigabyte製!

2004年01月16日 02時44分更新

文● 増田

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GH-PCU21-VG 横から
上から 下から
構造は、内部に搭載されたブロアー式ファンが外側に吹き付けるといもの。フィンや4本のヒートパイプを、360度、無駄なく冷却できるというかなり効率的な冷却方法だ

 多数のフィンを重ねた円筒形のヒートシンク、その中には縦置きのブロアー型ファン。ベースから立てられた4本のヒートパイプがヒートシンクを貫き宙で支える……というユニークな形状のCPUクーラー「GH-PCU21-VG(3D Cooler-Pro)」が来週にも発売予定となっている。その形状もさることながら、発売元がマザーボードやビデオカードの取り扱いで有名なGigabyteという点も興味深いところだ。

 ブロアー式ファンをCPUクーラーに採用した代表的な製品といえば、クーラーマスターの飛行機エンジン風CPUクーラー「JET」シリーズや「AERO」シリーズなどを想像する方も多いだろう。どちらの製品もブロアー式ファンがその下のヒートシンクへ風を送るという仕組みとなっているが、今回紹介する「GH-PCU21-VG」の場合は、縦置きのブロアー式ファンがサイド方向の全周に風を吹き付けるといもの。



ファンコン 対応CPU
付属のアルミ製3.5インチベイ用のファンコントローラ対応CPUが、Pentium 4やAthlon XP、Athlon 64と幅広い点も魅力

 そのファンの仕様は、ボールベアリング採用の2000~4000rpm(ノイズレベル19.2~37.2dBA)の可変タイプで、別に3.5インチベイ用の調節つまみ付きファンコントローラと背面ブラッケットも付属する。また対応するCPUが、Pentium 4やAthlon XP、Athlon 64と幅広い点も魅力で、それぞれのCPUに対応した専用の金具が標準で同梱されている。
 他にも、動作中は本体上部に装備された4つの青いLEDが点灯するなどGigabyteらしいギミックも利いている。同社ではおそらく初めてとなるCPUクーラーだが、なかなかどうして本格的なものとなっており、人気製品となる可能性は十分だ。価格は約5000円となるとのこと。今日16日からアークとツクモパソコン本店で展示予定なので、興味のあるユーザーは発売前に一度見てみるとよいだろう。



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