中部テレコミュニケーション(株)は14日、5GHz帯無線システムを利用した家庭用ブロードバンドインターネット接続サービス“BroadDive(ブロードダイブ)”を15日に開始すると発表した。BroadDiveは、同社が有する光ファイバーネットワークと無線リンク速度が最大54Mbpsの5GHz帯無線システム(IEEE 802.11a準拠)を利用したブロードバンドインターネット接続サービス。
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| サービスイメージ |
“BroadDive”は、光ファイバーやCATVの引き込みが難しく、ADSLの通信速度が遅い家庭を主な対象としたインターネット接続サービス。2003年6月から愛知県瀬戸市で実施している試験サービス(プレサービス)によるマーケットリサーチや実用形態での検証が完了したことから、本格サービスを開始するもの。ユーザー宅のベランダや手すりなどに外部アンテナを設置し、電柱上の無線基地局との間を5GHz帯の無線で接続することでサービスを提供する。
サービスの提供エリアは、当初、愛知県瀬戸市北山町周辺で、順次拡大予定。メールアドレスは標準で1個割り当てられる(メールボックスは10MB)。基本利用料金は月額3290円、機器レンタル料金が月額990円。初期費用として、契約事務手数料の3000円と、工事費用(9980円から)が必要。オプションサービスとして、ウイルスチェックを1アドレスあたり月額300円、メールアカウントの追加を1アドレスあたり月額200円、メールボックスの容量追加を10MBあたり月額200円で提供する。
同社では、本格サービス開始に合わせて、新規加入キャンペーンを3月31日まで実施する。内容は、月額基本料金とオプション利用料金を利用開始日の翌月末まで無料にするほか、契約事務手数料を無料とするもので、工事費用も通常の半額となる。
