「Terminator」シリーズ久々の新製品となる「Terminator2-P」 |
ASUSTeKのミニタワーベアボーン「Terminator」シリーズから久々の新製品「Terminator2-P」が登場した。チップセットにはVGA機能内蔵のPentium 4対応“i865G”を採用し、7in1カードリーダライタを装備、さらにはFMラジオやPCを起動しなくても音楽CDが再生可能と多機能な製品となっている。
7in1カードリーダライタやサイドのFDD、5インチベイは、開閉式のパネルが装備。LEDパネル(Audio DJ LED)下の8つのボタンで操作する「Audio DJ機能」はPCが起動していなくても使用は可能だ |
本体サイズは190(W)×310(H)×300(D)mm。フロントが薄いブルーでそのほかの部分は白というデザインは、今までのどちらかといえば精悍なイメージの強かった「Terminator」シリーズとは異なり、大きくイメージチェンジをとげている。
「Terminator2-P」の特徴となる豊富な機能は、ほぼ全てがフロントパネルに集約されている。フロントからアクセスできる全てのベイには、開閉式のパネルが装備されており、7in1カードリーダライタやアクセスポート、5インチベイの横に縦置きされたFDDなどが収納されている。
また普段は時刻を表示するLEDパネル(Audio DJ LED)の下には8つのボタン(Audio DJ ボタン)があるが、これは同社が「Audio DJ機能」と呼ぶFMラジオや音楽CDの再生に使用する。もちろんこの「Audio DJ機能」はPCが起動していなくても使用は可能だ。
内部の様子 |
そのほか、内部の主な仕様はチップセットがVGA機能内蔵の“i865G(ICH5)”。拡張スロットがAGP×1、PCI×1、DDR SDRAM×2という構成で、10/100Base-Tイーサネットと6チャンネルに対応したサウンド機能を装備している。またドライブベイ数は5インチが2、3.5インチが2(シャドウ1)となり、電源は200Wタイプを搭載している。
価格はTSUKUMO eX.で2万9799円、スーパーコムサテライトで3万1800円。ちなみに、今回発売された「Terminator2-P」とは別に、“RADEON 9100 IGP”を採用した「Terminator2-R」もラインナップされているが、こちらの発売時期は今のところ未定となっている。
【関連記事】