エッジ(株)は9日、CD-ROMから起動できるLinux『LindowsCD』のダウンロード販売を同日付けで開始すると発表した。価格は1980円。“アスキーストア”で販売する。
LindowsCD 日本語版の画面イメージ |
LindowsCDは、他社製OSがインストールされているパソコンや、日本語以外の言語環境のパソコンでも、CD-ROMから起動して、日本語環境を利用できるLinuxベースのOSで、データの保管は、HDDではなくインターネットのストレージサービスを利用し、電子メールもウェブメールサービスを利用するのが特徴。
ダウンロード版は、LindowsCDのイメージファイルをダウンロードし、CD-Rメディアに書き込んで利用する。ただし、アプリケーションのインストールや“Click-N-Run”に対応していないほか、HDDへのインストールやプリンターの接続/印刷はサポートされていない。また、インターネット接続の設定やブラウザーのお気に入りなどの各種設定は毎起動時に必要に応じて手動で設定する必要があるという。
対応機種は、800MHz以上の動作クロック周波数のCPU、128MB以上のRAM、SVGA(800×600ドット)以上の表示環境を持つPC/AT互換機。