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神奈川県の県立高校でLindowsOSを利用したサーバ集約型コンピューティングの実証実験開始

2004年01月09日 22時23分更新

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エッジ(株)は7日、『LindowsOS 4.0日本語版』を利用した初の本格的な企業・自治体・教育機関向けのServer Based Computing(サーバ集約型コンピューティング=SBC)実証実験を9日より開始すると発表した。今回の実験の対象となったのは神奈川県立上溝高等学校で、期間は3月末まで。

SBCではLindowsOS(またはCDブートのLindowsCD)を利用するクライアントPCからネットワークでサーバに接続。そのサーバに設置したWindows環境のアプリケーションをホスティング・ツール(GraphOn社のGo-Global)を利用しながら、端末側からウェブアクセスによるリモート操作を行う。これによりLindowsOS上でWindowsアプリが動いているかのような環境を提供する。同社では、このシステムによって企業(または学校)は既に所有するハードウェア、ソフトウェアをそのまま継続して利用しつつ、少ない経費で安全なネットワークを構築することが可能になるとしている。

また、同社では同様の実証実験を他の教育機関や自治体で実施することを検討中としている。

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