イーレッツ(株)は8日、USBから電源をとる超音波加湿器『キリー・ポッターIII』を1月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想実売価格は1万円前後。
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| 『キリー・ポッターIII』 |
『キリー・ポッターIII』(AIG-KIRI3/U)は2002年11月に発表された『キリー・ポッターII』の後継製品。従来製品は電源にACアダプターを利用し、USBバスパワーで駆動するための専用ケーブルがオプションで用意されていた。キリー・ポッターIIIでは、ACアダプターの代わりに専用ケーブルが付属し、パソコンのUSBバスパワーで駆動できるのが特徴。霧は本体内蔵のフィルターで浄水した水を135kHzの高周波で振動させて噴霧し、噴霧口から前方約40cm以内を5～15％に加湿(無風状態)するとともに、マイナスイオンを約10万個以上発生することが可能(前方20cmで測定)。安全装置による自動停止時間は4時間(IIは3時間)。
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| パソコンのそばで噴霧させた場合。霧が直接当たらないよう、10cm程度離して使用する必要があるという | 『キリー・ポッターIII』に付属の専用ケーブル |
主な仕様は、噴出能力が30ml/h、消費電力が2.5W(USBポートから500mAの電源を供給できないパソコンでは、正常に動作しない場合があるという)。本体サイズは幅76×奥行き79×高さ127mm、重量は200g。カラーは従来品の“スケルトンブルー”から“ライムグリーン”に変更されている。専用ケーブル(2m)、浄水カートリッジ、スポイトが付属する。交換用の浄水カートリッジは同社直販サイトの“イーレッツダイレクト”で1セット(4本)2000円で販売する。
同社マネージャーの奥川氏によると、本体カラーは「従来機はデザインが男性っぽいので、女性ユーザーをターゲットにした色の方がいいのでは」という某女性紙の女性記者の提案で採用したとのこと。また、同氏によると、加湿は重症急性呼吸器症候群(SARS)や、インフルエンザ、皮膚の乾燥や、ドライアイなどに予防効果があるという。
