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富士通、“FMV-BIBLO”の春モデルを発売――IEEE 802.11g対応Centrinoモデルなど5シリーズ17機種を発売

2004年01月07日 20時46分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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富士通(株)は6日、ノートブックパソコン“FMV-BIBLO”シリーズの春モデルとして5シリーズ17機種を発表した。価格はすべてオープンプライス。10日から順次発売する。

春モデルの特徴は、全17機種中14機種に記録型DVDドライブを、5機種にTV視聴機能を搭載した点。DVD-RAMに書き込み可能な光ドライブを内蔵した機種には、TV番組をDVD-RAMに直接書き込める機能を追加するなど、TV録画機能が強化されている。一部の機種では、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機能にも対応。また、MGシリーズとNBシリーズの上位機種では新しいデザインの筐体を採用している。

ソフトウェアは、LANでつながれた別のパソコン内の画像/映像/音楽を閲覧・再生可能なソフト『MyMedia』や、オフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』、イージーシステムズジャパン(株)と(株)デジオン共同開発のDVD-R/RW&CD-R/RWライティングソフト『Drag'n Drop CD+DVD』、(株)シマンテックのセキュリティーソフト『Norton Internet Security 2004』などを全機種にプレインストールしている。

HTテクノロジー対応Pentium 4を搭載し、
テレビ視聴可能なハイスペックノートパソコンのNHシリーズ

NHシリーズは、デスクトップパソコン用CPUと、16.1インチ“スーパーファインDX液晶”ディスプレーを搭載したA4オールインワンノートパソコン。液晶ディスプレーは1400×1050ドット(SXGA+)1677万色表示に対応し、“2灯式バックライト”を採用したことで従来機種より明るくしたほか、反射を抑えたのが特徴。CPUに“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”(以下HTテクノロジ)対応Pentium 4-3.20GHzを搭載した『NH90G/T』と、Celeron-2.40GHzを搭載した『NH50G/T』の2製品をラインナップする。編集部による予想実売価格はNH90G/Tが34万円前後、NH50G/Tが25万円前後。24日発売予定。

『NH90G/T』
『NH90G/T』

主な仕様は、チップセットに台湾Silcon Integrated Systems社のSiS648FX、メモリーにPC2700準拠の512MB DDR SDRAM(NH50G/Tは256MB)、HDDに80GB(NH50G/Tは60GB)、グラフィックスアクセラレーターにカナダのATIテクノロジーズ社のMOBILITY RADEON 9600(DDR SDRAM 64MB)、光ドライブにDVDマルチドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え1倍速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)、TVチューナー付きハードウェアMPEG-2エンコーダーなどを内蔵する。TV番組の最大録画時間は約70時間(NH50G/Tは約50時間)。

ネットワークは、IEEE 802.11a/b/g対応の無線LAN機能(NH50G/Tはオプション)、10/100BASE-TX対応のEthernetポートとV.90対応の56kbpsモデム。インターフェースには、PCカードスロット(Type I/II×2またはIII×1、CardBus対応)、SDカード/メモリースティックスロット×1、IEEE 1394×1、USB 2.0×4など。

プレインストールOSはWindows XP Professional SP1a(NH50GTはWindows XP Home Edition SP1a)。本体サイズは幅356×奥行き301×高さ44mm、重量は約4.7kg。内蔵ニッケル水素バッテリーで約0.7時間(NH50GTは約1.0時間)の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。標準でリモコンが付属する。

全機種にTV視聴機能と
DVD書き込みに対応したNBシリーズ

春モデルでは、全機種にDVD書き込み可能な光ドライブ、TV視聴機能を搭載した。CPUはPentium M、Celeron M、モバイルCeleronを搭載。上位機種のPentium M搭載機種では、“アークホワイト”を基調とした新デザインの筐体に変更するとともに、冬モデルの約1.6倍の輝度(400cd/m2)で、1600×1200ドット1677万色表示に対応した“スーパーファインDX液晶”を採用した。DVD鑑賞時は明るく、文章作成時は好みの明るさになど用途に合わせて液晶ディスプレーの明るさを切り替えられる“あざやかボタン”も追加されている。最上位機種の『NB75G/T』にはDVD-RAMとDVD±R/RW対応の“DVDマルチプラス”ドライブ(同社では“スーパーマルチ”ドライブという)を内蔵している。

『NB75G』
『NB75G』

NBシリーズのラインナップ

『NB75G/T』
Pentium M-1.50GHz、256MB メモリー、80GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、TV視聴機能搭載
17日発売予定/24万円前後
『NB75G』
Pentium M-1.50GHz、256MB メモリー、80GB HDD、FDD、DVDマルチドライブ搭載
17日発売予定/21万円台半ば
『NB70G』
Celeron M-1.20GHz、256MB メモリー、60GB HDD、FDD、DVDマルチドライブ搭載
17日発売予定/20万円前後
『NB55G/T』
モバイルCeleron-2.20GHz、256MB メモリー、60GB HDD、DVDマルチドライブ、TV視聴機能搭載
10日発売予定/21万円前後
『NB55G』
モバイルCeleron-2.20GHz、256MB メモリー、60GB HDD、FDD、DVDマルチドライブ搭載
10日発売予定/18万円台半ば
『NB50G』
モバイルCeleron-2.20GHz、256MB メモリー、40GB HDD、FDD、DVD-R/RWドライブ搭載
10日発売予定/17万円台半ば
『NB50GP』
モバイルCeleron-2.20GHz、256MB メモリー、40GB HDD、FDD、DVD-R/RWドライブ搭載、Windows XP Professional
10日発売予定/19万円前後

Pentium M搭載機種の主な仕様は、チップセットがIntel 852GM(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリー最大64MBをメインメモリーと共用)、メモリーはPC2100準拠のDDR SDRAM、HDDは80GB、光ドライブは“スーパーマルチ”ドライブ(DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き換え2倍速、DVD+R書き込み2.4倍速、DVD+RW書き換え2.4倍速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を内蔵する(NB75GはDVDマルチドライブ)。インターフェースは、10/100BASE-TX対応のEthernetポートとV.90対応の56kbpsモデム、PCカードスロット(Type I/II×2)、SDカード/メモリースティックスロット×1、IEEE 1394×1、USB 2.0×4など。TV番組の最大録画時間はNB75G/Tが約70時間、NH50G/Tは約50時間。

プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a。本体サイズは幅329×奥行き285.5×高さ56mm(最薄部43.1mm)で、重量は約3.8kg。内蔵リチウムイオンバッテリーで約2.0時間(NB75Gは約2.5時間)の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。全機種に光学式USBマウス、NB75G/TとNB55G/Tにはリモコンが付属する。

省スペース&ワイヤレス&TV視聴のRSシリーズ

春モデルのRSシリーズは、電源OFFの状態からWindowsを起動せずにリモコン操作でTV視聴できる“インスタントテレビ機能”や、CPUに負担をかけずにTV録画できるハードウェアエンコーダーを内蔵するなど、TV機能を強化したのが特徴。

『RS50G/T』
『RS50G/T』

春モデルは『RS50G/T』1機種のみのラインナップで、CPUにモバイルAthlon XP-M 2200+、メモリーにPC2100準拠DDR SDRAM 256MB、HDDに60GBを内蔵している。編集部による予想価格は22万円前後。17日発売予定。

主な仕様は、チップセットにATI RADEON IGP 320M/ALi M1535+(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリー最大128MBをメインメモリーと共用)、ディスプレーが1024×768ドット1677万色表示に対応した“スーパーファインDX”液晶ディスプレー、光ドライブにスロットイン式DVDマルチドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え1倍速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を内蔵する。TV番組の最大録画時間は約48時間。

インターフェースは、10/100BASE-TX対応のEthernetポートとV.90対応の56kbpsモデム、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)、SDカード/メモリースティックスロット×1、IEEE 1394×1、USB 2.0×3など。

プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a。本体サイズはキーボード収納時で幅333×奥行き172.5×高さ299mmで、重量は約4.8kg。駆動時間は内蔵リチウムイオンバッテリーで約1.5時間(JEITA測定法1.0)。標準でワイヤレスマウスとリモコンが付属する。

軽く使いやすく変身したモバイルノートパソコンのMGシリーズ

MGシリーズは13.3インチ液晶ディスプレーを搭載したスリムモバイルノートパソコン。春モデルから筐体のデザインを一新し、キー配列の変更や変則キーピッチを少なくしたキーボードや、着脱式の“モバイルマルチベイ”を採用した。Pentium M-1.50GHzと、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機能を搭載した『MG75G』や、TVチューナー搭載の無線LANルーターユニット 『ファミリーネットワークステーション-T』が付属した『NG70G/ST』を含め全4製品の構成となる。

『MG70G/ST』
『MG70G/ST』

MGシリーズのラインナップ

『MG75G』
Pentium M-1.50GHz、512MB メモリー、80GB HDD、DVDマルチドライブ、Windows XP Professional
24日発売予定/26万円前後
『MG70G/ST』
Pentium M-1.50GHz、256MB メモリー、60GB HDD、DVDマルチドライブ搭載、『ファミリーネットワークステーション-T』付属
24日発売予定/30万円台半ば
『MG70G』
Pentium M-1.50GHz、256MB メモリー、60GB HDD、DVDマルチドライブ搭載
17日発売予定/21万台半ば
『MG50G』
Celeron M-1.20GHz、256MB メモリー、40GB HDD、CD-R/RW&DVDコンボドライブ搭載、USB FDD付属、無線LAN機能オプション
10日発売予定/21万円前後
『ファミリーネットワークステーション-T』(FMFNS-204)
120GB HDD、ハードウェアエンコードTVチューナー、IEEE 802.11b/g無線LAN機能搭載
17日発売予定/10万円前後

Pentium M搭載機種の主な仕様は、チップセットにIntel 855GME(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリー最大64MBをメインメモリーと共用)、冬モデルの1.5倍の輝度(輝度非公表)と映り込み防ぐ低反射コーティングを施し、1024×768ドット1677万色表示に対応した13.3インチ“スーパーファイン”液晶ディスプレーを搭載する。メモリーはPC2700準拠DDR SDRAMを最大2GB搭載可能。HDDは60GB。光ドライブは着脱式のDVDマルチドライブを内蔵する。

インターフェースは、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN、10/100BASE-TX対応のEthernetポートとV.90対応の56kbpsモデム、PCカードスロット(Type I/II×1、CardBus対応)、SDカードスロット×1、IEEE 1394×1、USB 2.0×3など。 プレインストールOSはWindows XP Professional SP1a(MG70G/ST、MG70GはWindows XP Home Edition SP1a)。本体サイズは幅293.0×奥行き236.5×高さ31.2mm(最薄部30.5mm)、重量は約1.86kg(光ドライブ搭載時)、約1.59kg(ウェイトセーバー使用時、MG50Gのみ)。内蔵リチウムイオンバッテリーによる駆動時間は約4.7時間、オプションの増設バッテリーで最大約8.4時間(JEITA測定法1.0)。MG70G/STには『ファミリーネットワークステーション-T』とリモコンが付属する。

MG70G/STに付属する『ファミリーネットワークステーション-T』(FMFNS-204)は、本体内蔵のHDDや、ネットワーク内のパソコンに保存された映像や画像などを共有できる無線LAN対応ルーターユニット。本体にハードウェアエンコーダーと120GBのHDD(使用可能領域105GB)が内蔵されており、本体のみでTV録画を行なうことが可能。最大録画時間は約100時間。主なインターフェースは、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、10/100BASE-TX対応のLANポート×1、10/100BASE-TX対応のWANポート×1、PCカードスロット(Type I/II×1)、USB 1.0×2、ビデオ入力(S-VIDEO/コンポジット共用)、アンテナ入力(F型同軸)、ライン入力。本体サイズは幅45×奥行き223×高さ250mm、重量は2.7kg。

光沢ブラック筐体に明るく低反射の液晶ディスプレーを採用した
モバイルノートのLOOX Tシリーズ

モバイルノート“LOOX Tシリーズ”は、春モデルより新たに“スーパーファイン・パネル”採用の10.6インチワイド液晶ディスプレー、2chスピーカーで5.1ch再生を擬似的に行なう“ドルビーバーチャルスピーカ”対応のボックス型スピーカー、IEEE 802.11g準拠の無線LANを搭載した。CPUが超低電圧版のPentium M-1.0GHz、HDDが60GBで、光ドライブに着脱式DVDマルチドライブを内蔵した『LOOX T70G』と、HDDを40GB、光ドライブをCD-R/RW&DVDコンボドライブに変更した『LOOX T55G』、Celeron M-800MHzを採用し、HDD 40GB、CD-R/RW&DVDコンボドライブ、PHSデータ通信機能のAirH”INを内蔵する『LOOX T50GW』の3製品をラインナップする。また、T70GはIEEE 802.11a/gに、T55GはIEEE 802.11gに、T50G/WはIEEE 802.11gとAirH”INを搭載する。編集部による予想販売価格は、T70Gが25万円前後、T55GTが22万円前後、T50G/Wが20万円前後。T70Gは10日、T55G、T50G/Wは17日発売予定。

『LOOX T70G』
『LOOX T70G』

主な仕様は、液晶ディスプレーが1280×768ドット1677万色表示に対応した10.6インチの“スーパーファイン・パネル”で、チップセットには855GMを採用する。メモリーは256MBのPC2100準拠DDR SDRAM(最大1GB)、光ドライブはDVDマルチドライブ(T55G、T50G/WはCD-R/RW&DVDコンボドライブ)を搭載。インターフェースは、PCカードスロット(Type II×1)、SDカード/メモリースティックスロット×1、CFカードスロット×1、IEEE 1394×1、USB 2.0×2など。

プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a。光沢のある“オーシャンブラック”の筐体を前モデルより引き続き採用している。本体サイズは幅261×奥行き198×高さ36.5mm、重量は約1.55kg。内蔵リチウムイオンバッテリーで約6.0時間(T50G/Wは約5.8時間)の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。

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