ECSの上位ブランドとも言うべき“Photon”から、初のAthlon 64対応マザーボード「KV1 Deluxe」が発売された。チップセットに“K8T800(+VT8237)”を搭載、ショップによると6層基板の製品で、イーサネット機能は10/100Base-TとギガビットのデュアルLAN仕様となっているのが大きな特徴だ。
外観は、すっきりとした紫色の6層基板に“Photon”と文字の入ったシルバーのプレートが取りつけられているなど、先日発売されたSocket A対応の「AF1(KT600+VT8237)」と似た印象だ。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×3という構成で、1本だけ用意されている黄色のPCIスロット“PCI Extreme(付近に設置されたコンデンサにより、電流供給が安定化されている)”を装備する点も「AF1」と同じだ。
冒頭でも触れたオンボードインターフェイスは、Athlon 64対応マザーボードでは初となる10/100Base-TとギガビットのデュアルLAN、さらにSerial ATA RAID機能には、サウスブリッジ“VT8237”による2ポートのほかVIA製チップ“VT6420”による2ポートの計4ポートを搭載。ほかにもIEEE1394や6チャンネルサウンドに対応した2つのS/PDIF出力(光/同軸)を装備するなど、“Deluxe”と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっている。価格はアークで1万5780円、フェイスで1万5970円となっているほか、ドスパラ秋葉原2号店 Prime館にも入荷予定となっている。
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