導入編――設置は簡単
アナタは縦置き? 横置き?
PSXの真っ白い外箱。21インチのテレビと並べると大きさがイメージできるだろう |
まず、(うれしさに頬を緩ませながらの)お持ち帰りシーンから。PSX本体は「プレイステーション2(PS2)」とほぼ同じ厚みと高さで、約2倍の幅を持つ(縦置き)ピザボックスタイプの筐体(縦置き時で幅約312×奥行き88×高さ323mm)だが、外箱は約40cm角(高さ約18cm)とふた回りほど大きい。重さは約6kgで成人男性なら持ち帰るのも苦にはならないが、電車で運ぶとなると大きな白箱に大きなPSXのロゴ&写真で目立つこと請け合いだ。正直、終電間際の混雑電車はオススメできない。
- 配線の接続=○
- (マニュアルを読まなくても簡単ラクラク)
- アンテナ出力端子=×
- (録画中にPSX本体では放送中の裏番組を見られない、別途アンテナ信号の分岐ケーブルが必要)
- 自動時刻調整機能=○
PSXの本体と付属品。リモコン(および単3電池2本)と、ビデオ、アンテナ、電源の各ケーブル。横置きにしたときの上面にPS2と同様のロゴがプリントされている |
ケーブル配線と設置方法はいたって簡単で、特に注意すべきことはない。ビデオ機器のケーブル接続を一度でも経験した方ならマニュアルを読まずに完了するだろう。唯一気になったのが、アンテナ信号の出力端子がないこと。マニュアルによると分波器やアンテナブースターを別途用意すること、とある。なお、分波器/ブースターなどでTVにアンテナ信号を接続しない場合、PSXはチューナーを1基しか内蔵せず、録画中はその番組しか見られない(録画済みの映像やDVD-Videoの再生、ゲームプレイなどは可能)ため、録画中に裏番組が見られないので注意。
PSXの底面。縦置き用にゴム足が付いている(グレーの台形部分)が、端にはぐらつき防止のために爪があるので、斜めに力をかけて押したり引いたりするとフローリングを傷付けちゃうかも!? |
PSXの時刻合わせは、一般的なビデオデッキなどと同じNHK教育の時報表示を定時に受信して行なう。Ethernet端子を標準搭載するが、NTP(インターネット経由の時刻設定プロトコル)は利用しない。
PSXのスロットインドライブ。8cmCD/DVD(いわゆるCDシングルサイズ)もアダプターなしに利用できる。またほこりの侵入を防止するための不織布がシャッター代わりにつけられている |
各種コネクター部分。コネクターカバーは簡単に外せるので、ケーブルを装着するときには外してから行なうといい。別売りのゲームコントローラーも背面(底面)に装着する |