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クリスマスに新GPU!XGI Technology製GPU“Dual Volari V8 Ultra”搭載カードが発売!

2003年12月25日 20時04分更新

文● 増田

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 全くの新設計GPUを搭載するビデオカードがいきなり登場した。XGI Technology製のGPU“Dual Volari V8 Ultra”を搭載するPowerColor製「X40D-D3」で、代理店はアスク。
 “Dual Volari V8 Ultra”は同社のGPUラインナップ中ハイエンドにあたる製品で、その名の通り2個のGPUを搭載し処理を分担させることにより高いパフォーマンスを得るとうたうもの。市場でのポジションとしてはNVIDIA“GeForce FX5950 Ultra”、ATI“RADEON 9800XT”に挑むことになる注目の製品だ。

「X40D-D3」 2つのGPU
“Dual Volari V8 Ultra”を搭載するPowerColor製「X40D-D3」“Dual Volari V8 Ultra”は“Volari V8 Ultra”という2つのGPUで構成される製品だ
パッケージ 仕様
ATI、NVIDIAの2強時代になりつつあるビデオカード市場に風穴を明ける存在となるか“Vertex Shader 2.0”や“Pixel Shader 2.0”をサポートするDirectX9.0に対応する最新のGPUを搭載

 “Dual Volari V8 Ultra”は“Volari V8 Ultra”という2つのGPUで構成される製品だ。代理店のアスクによるリリースによると「2つのGPUを装備したことでデータ処理を各CPU間で分担させ、帯域幅を2.13GB/秒にまで達成することが出来る」という。GPUの主な仕様は、それぞれコアクロックが350MHz、メモリクロックが450MHzで動作。またAGP8X、DDR2メモリに対応しGPU-メモリ間のメモリ帯域幅は256bit(GPU1個のメモリ帯域幅は128bit)、“Vertex Shader 2.0”や“Pixel Shader 2.0”をサポートするDirectX9.0に対応したGPUだ。ほかにも「デュアルGPUによる画像処理により、スムーズかつ最高の効率で表示する」という“BitFluent”機能や「メモリからのデータ転送速度を2倍にすることにより、高レベルでの3Dレンダリングにおけるイメージ・プロセスやメディアの再生を実現」とうたわれている“BroadBahn”機能、さらに「GPUに負担をかけず、処理機能を徐々に高めることで映像をスムーズに美しく再生する」という“V-Drive”機能などの独自機能も大きな特徴のひとつだ。



インターフェイス 重い
インターフェイスはVGA、DVI、TV-in/Outカード裏面にも肉厚な大型銅製ヒートシンクを装備するために、重量はかなりある
厚い 付属品
カード本体の厚みもそれなりにあるので、AGPスロット直下のPCIはまず使えないと考えていいだろう付属品にはケーブル類のほか「TOMB RAIDER」のDVDボックス版をはじめとしたゲームソフトも豊富につく

 記念すべき“Dual Volari V8 Ultra”カード第一弾となった「X40D-D3」の最大の特徴は、やはりカードに搭載された2基のGPU。コンシューマ向けのビデオカードとしては、やはりGPUを2基搭載したことで話題となったかつての3dfx製「Voodoo5 5500 AGP」を彷彿とさせる、まさに強引ともとれる仕様だ。大型のヒートシンクに2つの冷却ファンを装備する外観もなかなかのインパクトだが、この辺りは昨今のビデオカード市場においては特別際立ったものではない。ただし、カード裏面にも肉厚な大型銅製ヒートシンクを装備するために、重量はかなりある。正確な数字は不明だが、今まで数多くの大型ビデオカードを持ってみた筆者自身の経験からしても、おそらく一番重いのではないかと思わせるほどだ。もちろんカード本体の厚みもそれなりにあるので、AGPスロット直下のPCIはまず使えないと考えていいだろう。また、2つのGPUに別々に電力供給するためカード右端にある電源コネクタが2つ設けられているのも珍しい点だ。
 インターフェイスはVGA、DVI、TV-in/Out。搭載メモリはDDR2タイプの256MBで、付属品にはケーブル類のほか「TOMB RAIDER」のDVDボックス版をはじめとしたゲームソフトも豊富につく。ATI、NVIDIAの2強時代になりつつあるビデオカード市場に風穴を明ける存在となるか。はたまた、かつての“Voodoo”シリーズのようにゲーマー御用達のカードとなるのか。いろいろな意味で注目の製品となりそうだ。
 なお、各ショップとも入荷量はかなり少なく、すでに売りきれのショップも出てきている。週末には玄人志向からも同様に“Dual Volari V8 Ultra”搭載製品が発売されるという話しもあるが、こちらも入荷量は極めて少ないという。購入するなら早いほうがよいだろう。


価格 ショップ
PowerColor(アスク)
X40D-D3
\53,800(完売) ファナティック東京店
\54,799 クレバリー1号店
\54,800 OVERTOP
\54,800(完売) ZOA秋葉原本店
\55,979 ツクモパソコン本店
\55,979 TSUKUMO eX.
\56,800 T-ZONE.PC DIY SHOP
\57,750 コムサテライト3号店
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